京都府立医科大学大学院医学研究科 循環器内科学 病院助教　木谷友哉ら日米国際共同研究グループは、先天性心疾患患者より作出したヒト人工多能性幹細胞（iPS細胞）を用いて、これらのiPS細胞由来の心筋細胞（心臓を構成する筋肉）において遺伝子発現プロファイルに異常がみられることを明らかにし、本件に関する論文が現地時間2020年2月19日（水）に米科学雑誌「サーキュレーションリサーチ」オンライン速報版に掲載されましたのでお知らせします。

本研究によりiPS細胞を用いた先天性心疾患の研究が進み、今後その結果に基づいた疾患の予防・治療法の開発に貢献できることが期待されます。

 

【論文名】

RNA Sequencing Analysis of Induced Pluripotent Stem Cell-Derived Cardiomyocytes from　Congenital Heart Disease Patients
（日本語名：先天性心疾患患者由来のiPS心筋細胞における網羅的トランスクリプトーム解析）

 

【掲載雑誌】

サーキュレーションリサーチ

【代表著者】

京都府立医科大学大学院医学研究科　循環器内科学
スタンフォード大学医学部　木谷　友哉
 

【共同著者】

スタンフォード大学医学部Lei Tian、Tiejun Zhang、Ilanit Itzhaki、Joe Z. Zhang、Ning Ma、Chun Liu、June-Wha Rhee、Anitra W. Romfh、George K. Lui、Joseph C. Wu

 

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