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【論文掲載】菌・ウイルスに対する“手指バリア”機能を補う技術を開発 皮膚表面で菌・ウイルスの生存時間を大幅に短縮

 花王株式会社(社長・長谷部佳宏)パーソナルヘルスケア研究所、生物科学研究所、解析科学研究所と京都府立医科大学大学院医学研究科 廣瀬亮平助教ら の 研究グループ は、手指に生来備わる「感染症に対するバリア機能 (手指バリア) *1 」 のメカニズムを模倣することで、手肌に負荷なく、高い抗菌・抗ウイルス効果を持続させる技術の開発に成功しました。この技術は、既存の手指衛生行動の合間に使用することで、医療現場や日常生活において、無意識に生じる接触感染のリスクを低減することに寄与することが期待されます。
 今回の研究成果は、環境科学の学術誌 Environmental Technology & Innovation にオンライン公開されまし
た *2 。
    【用語解説】
    *1 感染症の原因となるさまざまな菌やウイルスを減少させる機能のこと
    *2 Antipathogenic coating agents to improve the innate hand barrier mechanism
       (Environ Technol Innov. 2023; 103249) https://doi.org/10.1016/j.eti.2023.103249
 
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