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【論文掲載】 体外心肺蘇生後の患者に対する体温管理療法における新たなエビデンス~通常体温療法は低体温療法と同等の神経学的転帰の効果が期待~

本研究成果のポイント

○体外式心肺蘇生後の患者に対する通常体温療法は、低体温療法と同等の神経学的転帰の効果が期待できる。
○通常体温療法と低体温療法では、合併症率も同等であった。
 

研究概要

 京都府立医科大学大学院医学研究科 救急・災害医療システム学 助教 渡邉 慎ら研究グループは、体外式心肺蘇生後の体温管理療法における目標体温と神経学的転帰との関係性を解明し、本件に関する論文が科学雑誌『Critical Care』に2022年12月8日付けで掲載されましたのでお知らせします。本研究結果は、近年注目されているECMOを用いた体外式心肺蘇生における集中治療管理の一つのエビデンスとして、今後さらなる神経集中治療の発展の礎となることが期待されます。
 

論文情報

雑誌名 Critical Care
発表媒体 オンライン速報版 
雑誌の発行元国 英国
オンライン閲覧 可

URL https://ccforum.biomedcentral.com/articles/10.1186/s13054-022-04256-x

掲載日 2022年12月8日(日本時間)
論文タイトル The impact of different targeted temperatures on out-of-hospital cardiac arrest outcomes in patients receiving extracorporeal membrane oxygenation: a nationwide cohort study
〔日本語:院外心停止患者に対するECMO導入後の体温管理療法における目標体温と転帰の関連性〕
代表著者
 京都府立医科大学大学院医学研究科 救急・災害医療システム学 渡邉 慎
共同著者
 京都府立医科大学大学院医学研究科 救急・災害医療システム学 松山 匡
 京都府立医科大学大学院医学研究科 救急・災害医療システム学 宮本雄気
 大阪大学大学院医学系研究科 情報統合医学講座医学統計学 小向 翔
 大阪大学医学系研究科社会医学講座環境医学 北村哲久
 京都府立医科大学大学院医学研究科 救急・災害医療システム学 太田 凡
プレスリリース資料はこちら

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