大学院特別講義【覚生塾】2025年度 セミナープログラム
研究推進に必要なことを「知る・考える・実践する」ために
第3回 五感から診た健康を科学で考える
~多様性の時代、患者さんと共に築くQOLの追求~
を開催しました
今年度の K-MICS 【覚生塾】では、研究者の皆さんが研究を進めるにあたり、必要なことを「知って・考えて・実践する」ことを目的にさまざまなプログラムを企画しており、セミナーを継続的に開催しています。
6月の第1回、10月の第2回に引き続き、第3回は令和7年12月2日(火)に附属図書館 ラーニングコモンズ 「Koto Square」において開催し、本学の教職員・大学院生、企業関係者等、 51名の参加がありました。
第1部は、八木田和弘副学長の開会挨拶、飯野直子学長補佐のOpening Remarksに引き続き、冒頭の耳鼻咽喉科・頭頸部外科学 平野滋教授による座長メッセージでは“感覚器”の重要性が述べられ、大阪公立大学 耳鼻咽喉病態学・頭頸部外科学 角南貴司子教授による特別講演「聴こえについてのお話」、兵庫医科大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学 任智美准教授による「味覚の多面的役割とその臨床的意義―「おいし~」とは?!―」が行われました。
「五感から診た健康を科学で考える」のタイトルに相応しく、聴覚と味覚のそれぞれの見地から、小児期の発達や高齢期の認知を統合的に考えるといった講演と質疑応答となりました。
第2部のパネルディスカッションの冒頭では、五感の中では視覚に関する疾患を扱う診療科である眼科学 外園千恵教授による五感の統合に関するKeynote Messageがあり、その後のパネルディスカッションでは、特別講演を行われた角南先生、任先生に加え、京都工芸繊維大学 基盤科学系教授であり本学内分泌・代謝内科学 客員教授の牛込恵美先生、眼科学助教の鎌田さや花先生、小児科学/花ノ木医療福祉センター小児科の高井あかり先生、ファシリテーターとして小児科学講師の柳生茂先生が参加され、先の質疑応答でも議論の中心となった「聴覚、味覚、視覚から小児期、成人期、高齢期の疾患や健康を考え、そこにおける診療科を越えた連携の重要性」が議論されました。
小児科学の家原知子教授の講評・閉会挨拶でも、診療科を越えた連携の大切さが述べられました。
また、今回の覚生塾セミナーは、特別講演の演者、パネリストに多くの女性研究者に参画していただいたことから、京都府立医科大学 WLB支援センターみやこにも企画・運営協力していただき、こちらも組織を越えた連携の端緒となりました。
アンケート回答も極めて好評で、五感から診た医療・健康の更なる展開を感じるセミナーとなりました。
文責:曽和 義広(教育センター 特任教授)












