京都府立医科大学創立150周年記念事業として、自薦他薦の多数の事業候補の中から、第1位に選出された本記念映画の企画は、現代の「コロナ感染症パンデミック」と鏡合わせのような幕末の「パンデミック感染症」を乗り越えた京都府立病院黎明期の医師“元祖ヒポクラテス”たちの志・人間愛の源流を大学創立150年の記念に描かれた時代劇映画です。京都東山山麓、粟田口青蓮院に、当時、花街を支える旦那衆や仏教界などの多職種の京都人(京都府民)の支援と期待に基づいて建立された本学附属病院の前身である「京都療病院」の誕生につながる物語です。
この映画製作は、本学出身の医師かつ映画監督、大森一樹先生の1980年発表のヒット作で、本学学生寮の橘井療や鴨川沿いの喫茶店などを舞台に、京都鴨川でも撮影、医大生の青春と葛藤を描き出した青春群像劇映画(第1作)「ヒポクラテスたち」の第2作として大森先生に依頼したものです。史実をテーマに、本学元祖の医師たちの志を、今の京都府立医科大学に受け継ぐ象徴となる映画です。全国ロードショーは2026年5月8日にスタートとなります。
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本作は大森監督が「映画人生の集大成」として構想し、脚本は旧知の西岡琢也氏が担当。大森監督の不治の病による逝去により、本企画は立ち消えの危機に直面した。しかしながら、本映画の創案から製作総指揮・医療監修を務めた本学 浮村理副学長は、故大森監督の遺族や大学OB/OGから「是非、映画を完成させてほしい」との思いを託され、夜久均学長らとともに、寄付・クラウドファンディングで資金を集めて本企画が再生。数々の大森作品に関わった緒方明さんが監督、主演は京都出身の佐々木蔵之介さん(蘭方医)。真木よう子さん、ヒポクラテスたち第1作にもご出演の柄本明さん、内藤剛志さん(漢方医)に加え、若手の藤原季節さん(蘭方医)、藤野涼子さんらが出演し、ナレーションは室井滋さんが担当した。京都太秦の東映撮影所や京都丹後地域に設営した幕末の舞台・薬草園などで撮影が進んだ。大森監督の「俺の遺作やな」という覚悟によって、多くの協力が得られ、150年を超えて本学の志・人間愛・大森監督の魂を継ぐ作品が具現化した。
物語は、幕末の京の外れの町を舞台に、貧富や立場を問わず人々を救おうと奔走する蘭方医・太吉(幕末ヒポクラテスたち主演:佐々木蔵之介)と彼を取り巻く人々の奮闘を描き、医の精神の継承を現代に問いかけます。
STORY
幕末、京都のはずれの村。大倉太吉は、貧しい者からは診察代をとらず、大胆で爽快、好奇心旺盛な蘭方医。“どんな病も葛根湯”の漢方医・玄斎とは、小競り合いが日課の犬猿の仲。そんなある日、気性の荒い青年・新左を手術で救ったことから、太吉と新左の人生が変わっていく。やがて村の危機に直面するなか、奮闘する太吉らが見出す明日とは――
メディア掲載
令和8年2月10日(火)付の読売新聞(夕刊・10面)及びWEB版において、本学創立150周年記念映画「幕末ヒポクラテスたち」に関する記事が掲載されました。
記事では、映画監督・大森一樹氏が生前に構想しながらも殺意に至らなかった本作が、大森監督の遺志を継ぎ、母校である京都府立医科大学とゆかりのある映画関係者の協力により完成したことが紹介されています。
また、本映画の製作総指揮を務めた本学 副学長 浮村理先生によるコメントも掲載されています。
掲載記事(紙面)
記事タイトル:
「大森監督の魂 仲間が継ぐ 構想中に死去『幕末ヒポクラテスたち』完成 母校の京都府立医大尽力」
(令和8年2月10日/夕刊10面)
WEB版記事
WEBタイトル:
「『俺の遺作やな』構想後に急逝した大森一樹監督、母校の医大などが協力し映画『幕末ヒポ クラテスたち』
完成」(令和8年2月10日配信)
▼読売新聞オンライン
完成」(令和8年2月10日配信)
▼読売新聞オンライン
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