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【報道発表】KRAS変異陽性の再発低悪性度漿液性卵巣がん成人患者に対する初の治療法としてVerastem Oncology社のAvmapki‧Fakzynjaの併用療法を米国FDAが承認

本研究成果のポイント

 京都府立医科大学 創薬センター 特任教授 酒井敏行が創案した「RB再活性化スクリーニング」を用いて中外製薬株式会社が創製し、Verastem Oncology社が中外製薬株式会社からライセンスを取得してグローバルで開発中の経口RAF/MEK clamp(阻害剤) Avmapki (商品名)(一般名:avutometinib)につきまして、2025年5月8日、全身療法による治療歴があるKRAS変異陽性再発低悪性度漿液性卵巣がん成人患者に対する初の治療法として経口FAK阻害剤Fakzynja (商品名)(一般名:defactinib)との併用療法が、米国食品医薬品局(FDA)より承認されましたのでお知らせいたします。
 

研究概要

 Avmapki‧Fakzynjaの併用療法は本疾患に対しFDAより承認された初めての治療法です。また、Avmapki(商品名)(一般名:avutometinib、開発コード名:CKI27/VS-6766)は、酒井が創案した「RB再活性化スクリーニング」を用いて創製され承認された二つ目のグローバル医薬品です。
 一つ目のグローバル医薬品は、JT医薬総合研究所と創製し、BRAF変異悪性腫瘍に臓器横断的に承認され、世界中で用いられている世界初のMEK阻害剤Mekinist(商品名)(一般名:trametinib)で、British Pharmacological SocietyからDrug Discovery of the Yearにも選ばれました。
 
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