コース概要
大学院医学研究科統合医科学専攻博士課程「北部キャンパス地域医学コース」では、京都府北部地域をモデルとした様々な学術研究や社会実装に向けた取り組みを通して、「健康・医療」に関する課題を解決し地域の未来を創出する、トランスファラブルスキルを備えた研究人材を育成することを目指します。
入学要件等
- ・ 京都府中丹地域以北の病院等(ただし、「京都府キャリア形成プログラムについて」の後期派遣において京都府が指定する医療機関を含む。)に常勤で勤務する医師等(医師以外に歯科医師、他の医療職等も可能)
- ・ 入試出願時に勤務先機関の長の「就学承諾書」の提出が必要
- ・ 本学地域枠卒業生や自治医科大学卒業生が、京都府北部地域で義務年限を果たしつつ大学院進学することも想定しており、義務年限内に学位取得することも可能(義務年限の延長なし)
教育研究内容
- ・ 超少子高齢化による現役世代の急速な減少、人口の地域偏在の拡大によって生じる、いわゆる「2040 年問題」の解決を志向する教育研究
- ・ 疫学や公衆衛生、保健医療政策、地域医療を含む、広く地域課題に関連する教育研究
- ・ 地域性を考慮した臨床研究・健康医学研究等
- ・ 地域貢献・社会実装を目指す取り組み等(社会実験、実証研究など)
- ・ 地域社会の将来像につながる様々な研究および取り組み、など
学位要件に関する注意点
大学院に在学する間に3年以上、京都府中丹地域以北の病院(ただし、「京都府キャリア形成プログラムについて」の後期派遣において京都府が指定する医療機関を含む。)に勤務することを必要とし、博士論文の提出にあたっては、在学期間中の在職(見込)証明書の提出を求めるものとする。