ビジョン
クオリティの高い持続可能なデジタルヘルスケアの実現
ミッション
デジタルヘルステクノロジーの研究、教育、普及活動を通じて、新たなヘルスケアサービスの創出とウェルビーイングの実現を行う
目的
近年、デジタルヘルスは、モバイルネットワークのユビキタスな接続性とスマートフォンやタブレットの急増に基づくヘルスケアの構築を補完する方法として登場しました。これらデジタルイノベーションにより、患者は自分の健康を積極的に自己管理できるようになり、ケアの質と安全性が向上し、ヘルスケア関連のコストが削減されると考えられています。
我々は、ヘルスケアにおけるテクノロジー、アプリケーション、サービスの付加価値を調査・研究し、革新的なサービスの創出やスタートアップ企業との協業など、デジタルヘルス業界の経済活動を推進していきたいと思っております。
研究内容
•新しいテクノロジーとサービスのIn-Hospital validation
•新しいテクノロジーとサービスの多施設臨床試験
継続的モニタリングのための新しいウェアラブル技術、新しい疾患予測モデルとアルゴリズム、診療の質指標、費用対効果モデルなどに関する研究を臨床試験などの実際の環境で行います。受託研究や外部の助成機関への助成申請により、産業界や他大学・研究機関との共同研究も可能です。
我々の研究は、新しいエビデンスの創出、その普及啓発、実臨床からのフィードバックを通じて、期待と実践の間のギャップを埋めることを目的としています。なお、技術移転または事業形成に関して、京都府立医科大学産学公連携戦略本部から法的アドバイスとサポートを受けます。
現在進行中の研究
ERB-C-1347-4
心電計付き血圧計を用いた、心房細動アブレーション後の心房細動再発早期検出の検討
ERB-C-1430-2
65歳以上の高齢者を対象とした心房細動検出率の検討
ERB-C-1518-2
発作性心房細動に対する高周波アブレーションカテーテル、クライオバルーン、レーザーバルーンの3群間におけるアブレーション後早期の組織焼灼および浮腫の比較検討研究
ERB-C-1512-2
生活習慣と心房細動をはじめとする循環器疾患発症に関する観察研究
ERB-C-1907-1
光学式脈波記録計を用いた睡眠時無呼吸症候群のスクリーニング法のアルゴリズム開発、およびその精度検証
ERB-C-1994-1
高血圧患者における心房細動の発症と、その予防にむけた危険因子管理方法の構築
ERB-C-2014
「説明できるAI」を利活用した、心房細動の自動識別システムの社会実装モデル構築にむけた実証実験
ERB-C-2002-1
AIとゲーミフィケーションを活用した、心房細動アブレーション後の再発予防システムの開発
ERB-C-2195
持続性心房細動に対するカテーテルアブレーション術前の12誘導心電図を学習させたAIモデルを用いた左房径および持続期間の予測精度の検証
ERB-C-2212
高齢者のフレイル予防を目的としたVRプログラム「TERApy」のパイロット研究
ERB-C-2278
急性期脳梗塞後のホルター心電図から算出したCyclic Variaion of Heart Rate(CVHR)の検証(予後との相関およびコントロール群との比較)
<連絡先>
循環器内科外来 075-251-5030
連絡対応者
京都府立医科大学 循環器内科学 不整脈先進医療学講座 講師
妹尾恵太郎(せのお けいたろう)
連絡対応者
京都府立医科大学 循環器内科学 不整脈先進医療学講座 講師
妹尾恵太郎(せのお けいたろう)
開設期間
平成30年3月1日~令和5年2月28日
令和3年度実績
詳しくはこちら(PDFファイル)
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