大学院科目名 | ゲノム医科学 |
医学部教室名 | 分子医科学教室(ゲノム医科学部門) |
スタッフ |
教授 田代 啓
准教授 中野 正和 助教 大見 奈津江 助教 徳田 雄市 助教 田中 雅深 客員教授 池川 雅哉 特任准教授 高島 康郎 客員講師 八木 知人 |
研究内容 |
1. 昔は疾患の発症や進行の個人差を「運」だと言っていましたが近代医学は「遺伝的個体差」だと看破しました。北米とヨーロッパで双子養子追跡研究によって、個体差/個性に対する遺伝と環境の影響の比率(ゲノム寄与率)が、身長、知能指数、双極性障害などの表現形質について1割から9割であることが明らかになっています。ゲノム寄与があるとわかったので、では個体差/個性はゲノム上にどの様に書かれているのかが課題ですが、多くはゲノム上の一塩基多型(SNP)に書かれていて、その組み合わせで個体差/個性が表現されると判明しました。その実体を具体的塩基配列の個体差(SNPs)で記載し尽くすことにより、分子標的創薬の起点を同定すると同時にゲノム診断を実用性のあるレベルに引き上げる個人最適化医療をきれいな形で始めるための基盤を作っています。これは、客観性が高く、予断と偏見に左右されない、1000年経っても揺るぎなく残っていく堅固な結果を出していけます。客観性の高い研究を行なっていることが我々の特色です。
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研究業績 |
※主な業績は下記の通りです。
全リストは Research Map を御参照ください。
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問い合わせ先 |
TEL:075-251-5346 FAX:075-251-5347
e-mail:tashiro@koto.kpu-m.ac.jp
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教室独自のHP |
作製中
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