生体機能形態科学HP: http://www.f.kpu-m.ac.jp/k/
大学院科目名 | 生体機能形態科学 | ||
医学部教室名 | 解剖学教室(生体機能形態科学部門) | ||
スタッフ |
講師 小林 大介
助教(学内講師)中島 由郎 助教 茂田 昌樹 助教 松尾 和彦 |
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研究内容 |
先天性心疾患は、新生児に見られる奇形としては最も頻度が高く、新生児から乳児期の死因の主要因です。また、近年、根治手術の技術的進歩から、先天性心疾患患者の多くが成人を迎えることが出来るようになった一方で、成人期以降に心不全に陥る患者数が急増しています。
先天性心疾患患者の長期的予後を改善するためには、治療学の進歩だけではなく、その成因を深く理解することも非常に重要です。そのためには、心臓を構成するパーツである各細胞がどのように出来上がり、かつそれらがどのように相互作用しながら正しい心臓の形を作り上げて行くのかを更に深く知らねばなりません。このような知見は、虚血や機能的破綻によって失われた心臓の筋肉(心筋)を、ES/iPS細胞から効率よく高純度で品質の高い心筋へと分化させて利用することで心不全の治療を行う再生医療にも非常に役に立つ知見となるはずです。
当研究室では、最新の技術を駆使しながら、心臓を形作る細胞がどこから来て、どう振る舞うことで心臓が出来上がって行くのかを理解するための研究を、学際的に展開しています。
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研究業績 |
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問い合わせ先 | TEL:075-251-5302 FAX:075-251-5304 |
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教室独自のHP | http://www.f.kpu-m.ac.jp/k/ |