脳・血管系老化研究センター

概要

脳・血管系老化研究センターは、1990年(平成2年)に創設された研究施設です。基礎系3部門、臨床系1部門、社会医学系1部門からなっており、その名の示すとおり、老化のメカニズムの解明を目的として設立された、まさに21世紀に求められている研究所です。

 

部門

老化研が入居する基礎医学学舎
老化研が入居する
基礎医学学舎
基礎系の部門は基礎老化学部門、病態病理学部門、神経化学・分子遺伝学部門から、臨床系は神経内科学部門、社会医学系部門は社会医学・人文科学部門からなり、それぞれが連携しあって老化に関する研究を行っています。
このうち、臨床系部門である神経内科学部門は附属病院に神経内科(老年内科)外来診察室と専門の入院病棟を持ち、神経内科に関するすべての疾患をここで診断し、治療しています。
 
 
 
 
 

対象疾患

脳・血管系老化研究センターが研究対象とする疾患は、脳血管障害、アルツハイマー病を代表とする痴呆疾患、パーキンソン病などの神経変性疾患などまさに老化に伴って増えてくる疾患ですが、そのほかに筋萎縮性側索硬化症、筋ジストロフィーなどの神経難病も取り扱っています。
21世紀は ”Century of the Brain ”と呼ばれているように、脳研究は今後も世界的規模で重点的に展開されます。このような時代に、脳・血管系老化研究センターの果たす役割はますます重要となっています。
 

設置経過

平成 2年11月 基礎、臨床系研究部門の開設
平成 3年 4月 診療部門(老年内科(神経内科))の開設
平成 9年 4月 社会医学・人文科学部門の設置
平成10年 1月 病態病理学部門教授の専任化
平成11年 3月 基礎医学学舎内にセンタ−施設を整備 所長 吉川 敏一 (京都府立医科大学長)
 

部門別概要
 

部門等  
基礎医学系 基礎老化学部門 脳神経系の老化に関する細胞生物学的研究
(課題)ストレスによる脳の変化、神経変性疾患発症機構についての研究
病態病理学部門 脳・血管系の発生と老化に関する基礎生物学的並びに
病理学的研究
(課題)乳児から老人に至る脳神経の遺伝子から蛋白質、細胞・組織レベルに及ぶ多面的アプロ−チ
臨床医学 神経内科学部門 高齢者に多い疾患(脳・血管系障害、痴呆等)の早期診断、治療 及び予防を目的とした神経内科を中心とする臨床的研究
(課題)老年期痴呆(脳血管系痴呆とアルツハイマ−型痴呆)脳血管障害、神経変性疾患に関する内科学的研究
社会医学系 社会医学
人文科学部門
老化と関連した脳・血管系疾患や長寿・老化に関する疫学的及び 社会医学的研究
(課題)地域社会に根ざした脳卒中や痴呆の疫学研究と高齢者の生活の質の向上
診療部門
(附属病院内)
神経内科
(老年内科)
脳・血管系障害及び神経疾患を中心とする診療
特に高齢に伴う疾患である脳卒中、痴呆症(脳血管性痴呆、アルツハイマー型老年痴呆など)、パーキンソン病などの診断と治療
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