特定行為研修

 
2024年度より集中治療領域コースが開始します new!
 
 
 
 
 
▷厚生労働省 教育訓練給付制度「専門実践教育訓練講座」指定講座(2023.2.6付)
 
  外科術後病棟管理領域コース(令和5年4月1日~令和8年3月31日)
  術中麻酔管理領域コース(令和5年4月1日~令和8年3月31日)
 
文部科学省「職業実践力育成プログラム(BP)」認定課程     
 
  文部科学省「職業実践力育成プログラム(BP:Brush up Program for professional)」概要(PDF)
 
  外科術後病棟管理領域 
   様式1(職業実践力育成プログラム(BP)への申請について)(PDF) 
   様式2(授業科目の概要について)(PDF)
  
    術中麻酔管理領域
   様式1(職業実践力育成プログラム(BP)への申請について)(PDF)
   様式2(授業科目の概要について)(PDF)
 
 
 
 
 

本学における特定行為研修の概要

【理念】

本学は、京都府の医療を担う基幹大学であり、保健師助産師看護師法に基づく特定行為に係る看護師を養成する指定機関として、地域医療の質向上に貢献することを目指します。看護職としての社会的責任と役割を自覚し、新たな臨床看護の発展に寄与できる看護師を育成します。

【目的】

本特定行為研修では、高度医療及び地域医療の現場において社会的責任と役割を自覚し、これらの医療福祉の中のキーパーソンとして高度な臨床実践能力を発揮できる看護職を育成します。

【目標】

高度医療や地域医療の場において、特定行為に必要な包括的アセスメントを行い、倫理的かつ安全に特定行為を実践することができます。また、チーム医療のキーパーソンとして、多職種と協働して問題解決を図ることができます。

【特色】

  • 臨地実習は、本学附属病院で行います。
  • 共通科目は、医学科の基礎系及び看護学科の教員がスクーリングを行います。
  • 区分別科目は、臨床系医師がスクーリング及び臨地実習指導を行います。
  • 外科術後病棟管理領域コースは、13区分(23行為)を学ぶことができます。
  • 術中麻酔管理領域コースは、6区分(14行為)を学ぶことができます。
  • 集中治療領域コースは、6区分(13 行為)を学ぶことができます。
  • 小児から大人まで幅広い領域(行為)を学ぶことができます。
 
 
 

2025年度受講生募集内容 

 

【開設コース】

①外科術後病棟管理領域
②術中麻酔管理領域
③集中治療領域  new  
 

【募集人数】

① 外科術後病棟管理領域 : 2名
② 術中麻酔管理領域     : 2名
③ 集中治療領域     : 2名
 

【履修内容】

詳細は、受講者募集要項をご確認ください。

▶共通科目

共通科目:7科目243時間 (外科術後病棟管理領域・術中麻酔管理領域・集中治療領域 共通)
講義;192時間 演習;39時間 実習;12時間      ※評価の時間を含んでいません  

共通科目 時間数
講義 演習 実習 合計
臨床病態生理学 27 2 - 29
臨床推論 35 8 1 44
フィジカルアセスメント 39 3 2 44
臨床薬理学 35 9 - 44
疾病・臨床病態概論 34 4 - 38
医療安全学/特定行為実践 22 13 9 44
 
▶区分別科目
 
①外科術後病棟管理領域 (共通・区分別の総研修時間 1208時間)

 13科目 23行為 965時間(実習の概算時間を含む)
     講義;143時間 演習;17時間   ※OSCE(2.5時間)、評価の時間を含んでいません
     実習;最低115症例(5症例/行為)

              
特定行為区分 特定行為
呼吸器(気道確保に係るもの)関連 経口用気管チューブ又は経鼻用気管チューブの位置の調整
呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連 侵襲的陽圧換気の設定の変更
非侵襲的陽圧換気の設定の変更
人工呼吸管理がなされている者に対する鎮静薬の投与量の調整
人工呼吸器からの離脱
呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連 気管カニューレの交換
心囊ドレーン管理関連 心囊ドレーン抜去
胸腔ドレーン管理関連 低圧胸腔内持続吸引器の吸引圧の設定及びその変更
胸腔ドレーンの抜去
腹腔ドレーン管理関連 腹腔ドレーンの抜去
栄養に係るカテーテル管理
(中心静脈カテーテル管理)関連
中心静脈カテーテルの抜去
栄養に係るカテーテル管理(末梢留置型中心静脈注射用カテーテル管理)関連 末梢留置型中心静脈注射用カテーテルの挿入
創部ドレーン管理関連 創部ドレーンの抜去
動脈血液ガス分析関連 直接動脈穿刺法による採血
橈骨動脈ライン確保
栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連 持続点滴中の高カロリー輸液の投与量の調整
脱水症状に対する輸液による補正
術後疼痛管理関連 硬膜外カテーテルによる鎮痛剤の投与及び投与量の調整
循環動態に係る薬剤投与関連 持続点滴中のカテコラミンの投与量の調整
持続点滴中のナトリウム、カリウム又はクロールの投与量の調整
持続点滴中の降圧剤の投与量の調整
持続点滴中の糖質輸液又は電解質輸液の投与量の調整
持続点滴中の利尿剤の投与量の調整
 
②術中麻酔管理領域 (共通・区分別の総研修時間 790時間)
  ※2024年度より呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連の特定行為が下記の通り変更になります。
 

  6科目 13行為 547時間(実習の概算時間を含む)
         講義;79時間 演習;13時間    ※OSCE(1.5時間)、評価の時間を含んでいません
         実習;最低65症例(5症例/行為)

特定行為区分 特定行為
呼吸器(気道確保に係るもの)関連 経口用気管チューブ又は経鼻用気管チューブの位置の調整
呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連 侵襲的陽圧換気の設定の変更
人工呼吸管理がなされている者に対する鎮静薬の投与量の調整
人工呼吸器からの離脱
動脈血液ガス分析関連 直接動脈穿刺法による採血
橈骨動脈ライン確保
栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連 脱水症状に対する輸液による補正
術後疼痛管理関連 硬膜外カテーテルによる鎮痛剤の投与及び投与量の調整
循環動態に係る薬剤投与関連 持続点滴中のカテコラミンの投与量の調整
持続点滴中のナトリウム、カリウム又はクロールの投与量の調整
持続点滴中の降圧剤の投与量の調整
持続点滴中の糖質輸液又は電解質輸液の投与量の調整
持続点滴中の利尿剤の投与量の調整
 
③集中治療領域 (共通・区分別の総研修時間 827時間) 
 

  6科目 13 行為 545 時間(実習の概算時間を含む)
         講義;76 時間   演習;14時間    ※OSCE(1時間)、評価の時間を含んでいません
         実習;最低 65 症例(5症例/行為)

                            
特定行為区分 特定行為
呼吸器(気道確保に係るもの)関連 経口用気管チューブ又は経鼻用気管チューブの位置の調整
呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連 侵襲的陽圧換気の設定の変更
非侵襲的陽圧換気の設定の変更
人工呼吸管理がなされている者に対する鎮静薬の投与量の調整
人工呼吸器からの離脱
循環器関連 一時的ペースメーカーの操作及び管理
栄養に係るカテーテル管理(中心静脈カテーテル管理)関連 中心静脈カテーテルの抜去
動脈血液ガス分析関連 橈骨動脈ライン確保
循環動態に係る薬剤投与関連 持続点滴中のカテコラミンの投与量の調整
持続点滴中のナトリウム、カリウム又はクロールの投与量の調整
持続点滴中の降圧剤の投与量の調整
持続点滴中の糖質輸液又は電解質輸液の投与量の調整
持続点滴中の利尿剤の投与量の調整
 
 

【受講申請書類提出期間】 

2024年7月~8月(予定)  

  ※2024年6月頃に募集情報をupいたします

【選考日】 

2024年9月(予定)

 

【受講審査料】

(各領域共通) 30,000円(税込)

【受講料】

① 外科術後病棟管理領域:1,000,000円(税込)
② 術中麻酔管理領域:800,000円(税込)
③ 集中治療領域:800,000円(税込)
 

【募集資格】

  1. 日本国内における看護師免許を有すること
  2. 看護師免許資格取得後5年以上の実務経験を有すること
    そのうち通算3年以上は関連する領域の実務経験を有することが望ましい
  3. 所属する機関の施設長又は所属長の推薦を受けられること
  4. 学業優先で受講可能であること
  5. 特定行為研修修了後、特定行為を行い、看護の発展と社会貢献を行う意志があること
様式はこちらよりダウンロードください。

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