近年、個人の遺伝子情報に基づき、個人ごとの違いを考慮し、その人の体質や病状に適した医療を行う

「ゲノム医療」への期待が高まっています。

　国は、「がん対策基本法」に基づき「第３期がん対策推進基本計画」を策定し、ゲノム医療を必要とする

がん患者さんが、全国どこにいても、がんゲノム医療を受けられる体制を構築するため、全国にがんゲノム

医療中核拠点病院、がんゲノム医療拠点病院を指定し、がんゲノム医療連携病院を公表しています。 

 

　当院は、平成30年10月1日より厚生労働省から「がんゲノム医療連携病院」の指定を受けており、

国立がん研究センター中央病院（がんゲノム医療中核拠点病院）と連携して、がん遺伝子パネル検査

による医療の提供などの役割を担っています。

 

　がん遺伝子パネル検査とは、がん患者さんの組織（血液を含む）を用いて遺伝子の解析を行うことにより、

がん治療に役立つ遺伝子変異情報を取得するものです。

　がんに関わることが知られる多くの遺伝子を一度に調べ、治療の選択に役立つ遺伝子変異が患者さんに

みられるかを明らかにします。 

詳細については、こちら　をご覧ください。

 

 

（遺伝子パネル検査に関するお問い合わせ）
　京都府立医科大学附属病院がんゲノム医療センター
　電話：０７５－２５１－５３３６
　受付時間：平日１３時から１６時