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第2回 WLBみやこ賞・若手研究者賞 授賞式・発表会

第2回(令和2年度受賞者)WLBみやこ賞・若手研究者賞 授賞式・発表会を開催いたしました。
 
開催日時:令和3年10月22日(金) 午後6時30分~午後7時
会  場:京都府立医科大学 第二講義室(基礎医学学舎1階)
     *ハイブリッド開催(ZoomによるWeb同時配信)
 
 
受賞者・発表演題
WLBみやこ賞
  脳神経内科 特任助教 辻 有希子
  脳神経内科医とwork life balance
 
WLB若手研究者賞
  済生会京都府病院 糖尿病内科 医長 北江 彩
  CGM解析におけるMAGE自動計算アプリケーションの開発及びこれまでの研究業績と働き方
 
  精神医学教室 病院助教 松本 佳大
    大学院での研究と現在の研究
 
 
 
 

受賞者の声

WLBみやこ賞
 この度、第2回京都府立医科大学WLBみやこ賞を頂戴いたしました。これまでの研究活動を表彰いただきましたこと、大変光栄に存じます。京都府立医科大学WLB支援センターみやこの皆様には深く感謝申し上げます。
 私は臨床神経生理学の面から末梢神経疾患におけるバイオマーカーの探索を主題に研究を進めてまいりました。この研究においては、京都府立医科大学大学院脳神経内科学水野教授、中川前教授、臨床神経生理研究グループのメンバーには大学院在学中からご指導いただき、卒業後も多忙な臨床の傍ら研究を継続するため支え背中を押していただいたこと、感謝の念に堪えません。諸先生方には心より感謝申し上げます。

 私自身はいまだ結婚、育児、介護などを経験しておりません。しかし同僚の女性医師たちの結婚・出産・育児、それによる臨床や研究のキャリアの中断やそこからの再就職、周囲のサポートの状況などを目の当たりにしており、微力ながら少しでも支える意味でも臨床と研究を両立したいと考えております。だだ、一旦脳神経内科の常勤医として臨床を始めると研究に割ける時間が劇的に減り、安定した研究活動の継続は非常に厳しいと感じております。もしそこに出産・育児・育児などが加わればどうなることか…。臨床と研究が両立できるような条件が整わない限りは、臨床もしくは研究と出産・育児・介護などの両立も厳しいと痛感しました。今回の受賞がライフワークバランスについて深く考える契機になり、今後の自分のあり方や働き方についても再考することができました。あらためて、今回の受賞について感謝申し上げます。ありがとうございました。

 脳神経内科 特任助教 辻 有希子
 
 
WLB若手研究者賞
 この度はWLB若手研究者賞を受賞させていただき、大変光栄に思います。関係者の皆様に心より感謝申し上げると共に、福井教授はじめ指導医の先生方にも改めて感謝させていただきたいと思います。授賞式では自身の研究の中でも、主にCGM解析におけるMAGE自動計算アプリケーションについて発表させていただきましたが、この研究は正に子育てと研究を両立する中で、解析時間を短縮して限られた時間を有効活用したいという私のワークライフバランスに対する思いから生まれたものです。そういった研究がWLB若手研究者賞においてご評価いただけたことが大変嬉しく、また今後の励みとなっております。ありがとうございました。
済生会京都府病院 糖尿病内科 医長 北江 彩
 
 
 この度はWLB若手研究者賞という大変名誉な賞をいただき光栄に感じるとともに身の引き締まる思いです。指導教員である成本教授をはじめ、ご指導いただきました先生方に心より感謝申し上げます。
 昨年度大学院を修了したばかりで研究者としてはまだまだ駆け出しではございますが、今回の受賞を励みに世の中に少しでも還元できるような研究を続けていきたいと思います。誠にありがとうございました。

精神医学教室 病院助教 松本 佳大