活動報告

医学教育FDの開催報告


本学では、臨床実習を含めた医学教育の充実化について、医学科教育委員会のメンバーを中心としたワーキング・グループを設置して、月1~2回程度の割合で検討しております。
 そのような中で、学内の教職員に対してワーキング・グループでの検討状況を報告し、現状についての情報を共有するとともに、さらなる医学教育の充実に向けての意見交換の場として医学教育FDを開催しております。
 24年7月(事業採択前)には、文部科学省が主導する医学教育認証及び厚生労働省による医師国家試験改革で中心的な役割を担っておられる東京医科歯科大学医歯学教育システム研究センターの奈良信雄センター長を講師にお招きし、国際的な見地から我が国の医学教育について俯瞰し、本学の医学教育のより一層の充実化を図ることを目的に開催し、約200名が参加しました。
さらに25年3月には、約160名の教職員が参加のもと、ワーキング・グループでの新カリキュラム改定に向けた検討状況を報告するとともに、24年7月から約1ヶ月間、オクラホマ大学医学部での臨床実習に参加した医学科5年生の学生に、「オクラホマ大学の屋根瓦式クリクラを体験して」をテーマにオクラホマ大学が実施している臨床実習の教育方法などを報告いただきました。本学が臨床実習を充実させるに当たって大いに参考になるなど、有意義なFDになりました。



オクラホマ大学医学部学生との交流


本学では、オクラホマ大学医学部との交流協定を締結しており、医学科学生の派遣及び受入を行っております。25年2月から約1ヶ月間、オクラホマ大学医学部の学生4名を受け入れ、希望する診療科での臨床実習に参加してもらいました。
また、オクラホマ大学医学生とオクラホマ大学でのクラークシップを経験した本学学生及び本学教員が本学の臨床実習について意見交換会を行うなど、本学の臨床実習の充実に向けた取組の一環とした活動を行っております。
 
(意見交換会の風景)