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概要

News&Views vol.2 Mar, 2015

InterViewInternational & Domestic News国内外の学術・人材交流などについてご紹介します。Kyoto Prefectural University of Medicine, School of Nursing新・看護学科長インタビュー看護学講座(地域看護学)教授星野明子4月より看護学科長に就任された看護学講座(地域看護学)星野明子教授にお話を伺いました。Q看護学科長としての目標・抱負についてA本学科は125年を越える長い歴史を持ち、卒業生は9000人を超えています。科学的思考を持ち、高い倫理観と豊かな創造性を備えた全人的な看護を実践できる人材を育成してきました。看護に携わる人は、一生学習意欲を持ち成長し続けることが求められます。看護のモチベーションを高めるためにも、本学科が近い将来、博士後期課程までの教育課程を備えて、看護のエキスパートや地域に貢献できるゼネラリストを育成できるよう、システムを整えることを目標としています。A学区自治会との健康づくり活動Q卒業生の皆様に望むことA卒業生の皆様には、これまで同様に温かいご支援をお願いします。実習などでお世話になることもございますので、その際には是非先輩としてのアドバイスやご指導をよろしくお願いいたします。Q入学を希望される皆様に望むことA本学で習得した知識や経験は、看護師として活躍するための基盤になるものです。看護師を目指して本学を受験し、入学される方の中には、大切な人が病気になったときの経験が、看護の道を志すきっかけになった人も多く見受けられます。病を持つ人や障害を持つ人、サポートを必要とする人を案じて寄り添う心を、看護ケアにつなぐための知識と技術を本学で学び考えてください。このプロセスを経ることで、看護師としてのプロフェッショナルな視点と自分が目指すべき目標を見出すことができるはずです。Q専門領域についてA私の専門領域は、地域看護学(公衆衛生看護学)領域です。長寿社会では、様々な疾患を抱える人々が、それぞれの家庭、職場、地域社会でよりその人らしく生活できることを求めています。私は、地域の人々の健康な暮らしを、住民の方々と共に実現するための支援方法と評価について検討しています。1)京都市F商店街における「すこやかサロン」の活動と評価-2)A学区自治会と協働した健康まちづくり会の活動と評価商店街フィールドでの活動看護学科について京都府立医科大学医学部看護学科は、医療の高度化・専門化を始め、高齢社会の急速な進展、疾病構造の変化、少子化・高学歴化などに伴い、保健医療に対するニーズや拡大する看護領域に的確に対応するため、生命及び人間の尊厳を基盤に豊かな人間性を培うとともに、より高度な専門知識や技能など看護専門職として総合的な能力を有し、人々の保健医療と福祉の向上に貢献できる人材を育成することを目的として、平成14年4月に開設されました。平成26年度は85人の卒業生を輩出しました。14