ブックタイトルNews&Views 創刊号 vol.1 Jan, 2015

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News&Views 創刊号 vol.1 Jan, 2015

▲京都府立医科大学永守記念最先端がん治療研究センター完成イメージ図?最先端がん治療研究施設等の寄附に関する覚書を締結。左から荒巻禎一京都府公立大学法人理事長、永守重信日本電産株式会社会長兼社長、山田啓二京都府知事、吉川敏一学長平成25年度卒業式のようすベトナム・フエ医科薬科大学との学術交流に関する覚書を締結京都府教育委員会との新たな包括協定・府立高校指定校の覚書を締結多種多彩な活動・業績を知ってもらうQ具体的にはどのような活動・業績を取り上げますか?Aたとえば、分子標的癌予防医学の酒井敏行教授はがん分子標的薬に関する研究の功績が認められ、本学で初めて日本医師会医学賞を受賞しました。また卒業生で眼科医の服部匡志先生は、ベトナムをはじめアジア各国で1万人超の人々に白内障などの手術を無償で行い、外務大臣表彰、読売国際協力賞などを受賞されました。さらに本学発の研究論文が海外の有名な医学ジャーナルに掲載されております。海外との学術交流もさかんです。附属病院や附属北部医療センターにも、全国に先駆けて地域医療の見本となるような取り組みが多数あります。このような本学の多種多彩な活動・業績を、平成26年に発足した「戦略広報委員会」が中心となって、広報誌の内容だけに留まらず、大学全体の広報戦略についても企画を進めております。Q広報誌に対する期待や、?大学の広報に対する抱負を?お聞かせください。A優秀な業績や活動が多々ある一方で、研究不正事案が発生したことは誠に遺憾であり、昨年11月には「研究開発・質管理向上統合センター(CQARD)」が発足し、再発防止に努めるだけでなく、今よりもさらに研究の質を高めるための教育やシステム構築について積極的に取り組んでまいります。平成27年は京都府立医科大学にたくさんの立派な業績、明るいニュースが生まれ、この広報誌の誌面を埋め尽くしてくれることを大いに期待しております。モンペリエ大学との学術交流に関する会談のようす本学関係者の偉大な功績が認められ価値ある賞を受賞しました!Awardwinningworks酒井敏行教授が平成26年度日本医師会医学賞、京都新聞大賞・文化学術賞を受賞分子標的癌予防医学の酒井敏行教授は、がん分子標的薬を見出す方法を考案し、世界初承認となる皮膚がん治療新薬を発見するなど、がん治療の未来を切り開く功績を残されたことが高く評価されたものです。日本医師会医学賞は医学上重要な業績をあげた会員に対し授与されるものであり、本学では初めての受賞となります。卒業生の眼科医服部匡志さんが「平成25年度外務大臣表彰」、「第20回読売国際協力賞」、ソロプチミスト日本財団『社会貢献賞』、ベトナム『友好勲章』を受賞眼科医の服部匡志さんは、1993年に本学を卒業、2002年から日本とベトナムを頻繁に往復しながら、日本での医療活動で得た報酬で、ベトナムを中心としたアジアの国々で1万人を超える人に白内障などの手術を無償で行いました。献身的な活動で治療費のない多くの人々を失明の危機から救うという活動に顕著な功績があり、評価されました。3