ブックタイトル京都府立医科大学

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概要

京都府立医科大学

母校と附属病院が心地よく融合する空間での看護実践母校である京都府立医科大学附属看護専門学校を卒業後、本学附属病院に就職して現在に至っております。「がん看護」と「緩和ケア」に興味を持ち、平成16年にがん性疼痛看護認定看護師を取得しました。現在の職務は大きく分けて2つあります。1つは、「緩和ケア病棟」の看護師長として質の高い緩和ケアを提供すること、もう1つは、がん看護関連の専門・認定看護師で組織された「がん看護グループ」のリーダーとして、本学附属病院をはじめ、京都府内のがん看護の質をより高くする取り組みです。その中で、母校には心強いサポートを頂いています。がん看護教育・研究はもちろんのこと、患者さんやご家族の相談・情報提供を行う「患者サロン」なども大学教員の方々と共同して取り組んでいます。私にとって「大学教育」というフィールドからのアドバイスは、非常に深淵であり、学ぶところが多いです。このように、母校はいつも私のそばにいてくれます。卒業したらそれで終わりではなく、母校と附属病院は1つの線でつながっており、様々な形で自分の看護を暖かく包んでくれる「母」のような存在です。看護(ケア)とは「何かを提供すること」ではなく、患者さんの心を「受けいれ、受けとる」こと。それができたとき、患者さんからも大きな宝物を「受けとれる」。これが実感できるようになれたのも、母校と附属病院が心地よく融合する空間の中で、看護を学び、実践させて頂いているからだと感じます。みなさんも、是非、この大学で自分にとっての真の看護を見つけて欲しいと心から思います。本学附属病院看護部(がん看護グループ)・疼痛緩和医療部看護師長・がん性疼痛看護認定看護師京都府立医科大学附属看護専門学校平成2年卒業藤本早和子■大学時代のさまざまな経験と出会いを糧に私は平成25年に本学を卒業し、市立福知山市民病院で助産師として2年目を迎えました。周産期医療という人の命と人生に大きくかかわる現場の中で、助産師としての責任や緊張感をひしひしと感じながら日々仕事に励んでおります。大変なこともありますが、お産を終えた方の幸せそうな表情や赤ちゃんの姿にパワーをいただき、やりがいを感じながら過ごすことができています。大学生活を振り返ってみると中身のいっぱい詰まったあっという間の4年間でした。勉強、実習、部活動、バイトや旅行などを通していろいろな経験を積み重ねてきましたが、大学時代のそれらの経験はさまざまな形で今の私にプラスの影響を与えてくれています。同じような志を持つ素敵な仲間や尊敬できる先輩、実習先での魅力的な看護職の方、そしてあたたかく見守り丁寧にご指導くださる先生方にお会いし、たくさんの経験を積ませていただけた私の大学生活はとても恵まれていたなと思います。本学は、実習も講義内容も充実しており、トップレベルの看護が学べる環境が整っています。そして、素敵な人にたくさん出会ってよい刺激を受けられる大学であると思います。みなさんも本学で充実した楽しい大学生活を送ってみてはいかがでしょうか?将来、看護職としてみなさんと一緒市立福知山市民病院4階南病棟助産師に働けることを楽しみにしています。中川千代美■平成25年卒業看護学科School of Nursing 26