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【論文掲載】深紫外励起蛍光画像と人工知能(AI)解析を用いたリンパ節転移検出法の開発

京都府立医科大学医学フォトニクス特任講座 教授 髙松哲郎らの研究グループは、従来の凍結・薄切切片・HE染色を用いたリンパ節転移の術中迅速診断法に代わって、より短時間で転移巣を検出できる手法を開発し、2019年11月15日にScientific Reports に掲載されましたのでお知らせします。
 
近年、リンパ節転移診断における人工知能(AI)の応用が報告されていますが、多くはヘマトキシリン・エオジン(HE)染色画像の解析であり、蛍光画像を用いたものはこれまで報告がありません。
髙松教授らの研究グループは、希土類イオンの一つであるテルビウムイオンを用いて、細胞や組織を短時間でコントラストよくイメージングできる新規の蛍光染色法を開発しました。
本研究は、1)波長300nm以下の深紫外光が組織表面への透過性が低い性質を持つこと、2)蛍光染色が短時間で行えること、を利用して、従来の凍結・薄切切片・HE染色を用いたリンパ節転移の術中迅速診断法に代わって、病理医が不在の状況でもより短時間に転移巣を検出できる手法を開発したものです。今後、深紫外励起蛍光画像のAI解析による迅速リンパ節転移診断の実現(10分間以内)が期待されるとともに、将来本組織診断法を用いた診断支援システムは術中の癌の検出だけでなく、その迅速性を生かした生検術中の診断支援にも応用可能と考えています。
 
【論文題名】
深紫外励起蛍光画像と人工知能(AI)解析を用いたリンパ節転移検出法の開発
「Deep-UV excitation fluorescence microscopy for detection of lymph node metastasis using deep neural network」
【掲載雑誌】
Scientific Reports.9,16912 (2019年11月15日オンライン掲載済)
https://doi.org/10.1038/s41598-019-53405-w
【著者】

京都府立医科大学大学院医学研究科 細胞分子機能病理学 大学院生(博士課程) 松本辰也
大阪大学データビリティフロンティア機構 知能情報基盤部門 特任准教授 新岡宏彦
京都府立医科大学大学院医学研究科 細胞分子機能病理学 助教 熊本康昭
大阪大学 医学部 佐藤淳哉
京都府立医科大学大学院医学研究科 人体病理学 病院助教 稲森理
京都府立医科大学大学院医学研究科 細胞分子機能病理学 助教 中尾龍太
京都府立医科大学大学院医学研究科 細胞分子機能病理学 准教授 原田義規
京都府立医科大学大学院医学研究科 人体病理学 准教授 小西英一
京都府立医科大学大学院医学研究科 消化器外科学 教授 大辻英吾
京都府立医科大学大学院医学研究科 細胞分子機能病理学 教授 田中秀央
大阪大学 国際医工情報センター 特任教授 三宅淳
京都府立医科大学 医学フォトニクス講座 教授 髙松哲郎

 

資料は こちら 

 

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