特任講座名 |
医学フォトニクス講座
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スタッフ |
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研究内容 |
現在医療の現場においてCT、MRI、PETなどのイメージング機器の果たす役割は多大であり、これら無しには今日の医療は動かないと言っても過言ではない。しかし、これらのイメージング技術は原理的に低い時間・空間分解能や大掛かりな設備が必要であることなどの欠点を持つ。これらの欠点を解決してくれるのが光による分子イメージング技術である。光を用いたイメージングは、分子を直接観察できる高い空間分解能とミリ秒のスピードで画像の取得が可能な高い時間分解能を持ち、大掛かりな設備は不要なためベッドサイドでの簡便な利用が可能である。最近開催された米国の消化器外科のシンポジウムにおいて、蛍光誘導手術ナビゲーションが採り上げられるなど、いよいよ医療の現場で利用される下地が整ってきた。
ライフサイエンスの分野において光を用いたイメージング技術の発達は著しい。それはGFPに代表される機能分子に特異的なプローブの作成テクノロジーとレーザーやカメラに代表される見るテクノロジーとが両輪となって発達してきたことに支えられている。この著しい発展を遂げてきた光イメージングの技術は医療に応用されつつあるが、ヒトに使えるプローブが少ないことや生体深部がみえないことなどの問題が存在し十分利用できているとは言えない。医学フォトニクス講座は、診断に利用できる蛍光イメージングの開発の他、標識無しのイメージングや生体深部をみるイメージングの開発など革新的な光テクノロジーを統合することによって、医療に応用できる技術の構築を目的とする。 |
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研究業績 |
【著書】
【総説】
4. 松尾久敬,原田義規,高松哲郎.
5ーアミノレブリン酸を用いた消化器癌イメージング 臨床画像2016 vol.32 No.2:p245-248 【原著】
4. Mani H, Tanaka H, Adachi T, Ikegawa M, Dai P, Fujita N, Takamatsu T. 5. Dai P, Harada Y, Takamatsu T. cells by chemical compounds. 6. Hino H, Dai P, Yoshida T, Hatakeyama T, Harada H, Otuji E, 7. Fujii M, Tanaka H, Nakamura A, Suzuki C, Harada Y, Koizumi N, Harada Y, Beika M, Minamikawa T ,Yamaoka Y, Dai P, 9. Minamikawa T, Matsuo H, Kato Y, Harada Y, Otsuji E, Yanagisawa A, 【参考: 2014年以前の関連する文献】
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問い合わせ先 | TEL: 075-251-5538 FAX: 075-251-5353 e-mail: ttakam@@koto.kpu-m.ac.jp(@@を@に変更してください) |
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教室独自のHP | http://www.f.kpu-m.ac.jp/k/m-photon/index.html |