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令和3年度入学生の皆さんへ(入学式式辞に代えて)

令和3年度入学生の皆さんへ(入学式式辞に代えて)

 
 令和3年度入学生の皆さん、京都府立医科大学医学部医学科107名、看護学科85名、並びに大学院医学研究科、保健看護学研究科へのご入学おめでとうございます。また、皆様の入学に際し、昼夜を分かたずご支援並びにご協力を頂いたご両親やご家族に心からお祝いを申し上げます。
 
 新型コロナウイルス感染症の蔓延の為、入学式を中止に致しましたこと、大学長として誠に残念の極みです。我々は、この1年間コロナと戦い些かの知識を得ましたが、3月中旬以降に経験した学内クラスターの発生、並びに拡大しつつある変異株の感染は、今改めて、大学という公的機関のコロナ対策を基本的に検証し見直すことを強く示唆しています。結果的に本学は、入学式を中止し、全ての学年の授業開始の後ろ倒しを行い、オリエンテーションを中心に感染症対策を徹底することと致しました。
 
 さて、夢と期待を胸一杯に詰めて入学された皆様、大学の本分は教育を行うことです。学部では研究心や探究心を持った医療人を育成することが最終目標であります。その一方で、人を思いやる豊かな心や多様な考えを受け入れる寛容さ、また社会課題に取り組む積極的な姿勢も学んで頂くことになります。大学の学びが高等学校までの教育と異なる点は、伝えられる情報知はありますが限られていることです。日毎に膨大になるライフサイエンスを理解する上で大切なことは、「自ら学ぶ」ことを身につけてもらうことです。また、実習などを通して得られる経験知を自ら体系化することも求められます。
 
 大学院で学び研究することを選択した皆さん、医学研究の基本は真実を追求することと同時に、社会に還元される成果を生み出すことが求められています。研究の目的を明確に理解し、多くの有意義な成果に繋がる道を歩んでください。
 保健看護学研究科はこの3月に大学院博士課程の完成年度を終え、第一号の博士号が誕生しました。保健看護学という新しい学問領域の確立が使命でもあります。存分に課題に取り組んで頂くことを強く希望します。
 
 さて本学は今年が大学令発布100年を、来年には創学150年を迎える公立単科医科大学です。歩みの歴史は、日本におけるコレラやスペイン風邪などの感染症との戦いの歴史でもあります。使命は「世界トップレベルの医学・医療を地域へ」に表しています。喫緊の課題としては河原町キャンパスを中心に新病院の建設計画を抱える一方で、同時に京都府の地域医療の要としての大学病院や第一種感染症指定病院としての機能を果たしていかなければなりません。学長としては日本最優の医療系単科大学を維持し、大学として地域再生の中心に立ち続けることを、未来ある皆さんと分かち合いたいと決意しています。
 これを以て令和3年度入学の皆さんへ学長からの挨拶と致します。
 
令和3年4月3日         
 京都府立医科大学 学長 竹中 洋
 

祝辞 

入学式の中止にもかかわらず、京都府知事 西脇隆俊様、京都府議会議長 田中英夫様から皆さんに祝辞をいただいています。心から感謝申し上げます。

〒602-8566. 京都市上京区河原町通広小路上る梶井町465

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