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令和3年 年頭挨拶

学長年頭の辞
令和3年、新年明けましておめでとうございます。年末年始、附属病院の救急や病棟でご苦労いただいた医師・看護師・薬剤師、技師そして職員の皆さまCOVID19との戦いお疲れ様です。また、有難うございました。北部医療センターでは一時13人の入院を引き受けられたと聞いております。有難うございました。令和2年は新型コロナウイルス感染症に翻弄された1年でした。今年もこの感染症を完全に抑え込むことは難しい状況と考えられます。Withコロナ・Postコロナと言いますが本学にとって大きな山場が幾つか控えています。
最初の関門が1月から始まる入学試験です。4月に新入生をキャンパスに迎えることができるのか?入学試験でクラスターは起こらないのか?昨年から2年続いて課外活動が停滞することは、学生の人間修養の場の一つである、学年、学科を超え集う場、或いは他学と切磋琢磨する機会を逸することになります。取り戻すには予想を絶するサポートが必要になるでしょう。現在、キャンパス計画の事前処置として花園学舎の体育館やグラウンド整備をしています。何とかして正常な学校生活に戻りたいと考えます。
教育の現場では、onlineやhybrid授業が標準化され、相互評価の動きが高まっています。授業に参加しながら自ら学ぶ姿勢が定着すれば最高ですが、傍観者になり与えられることに慣れてしまうと、学習の遅れは取り返しがつかない程大きくなります。教職員の皆様のご協力が本当に必要です。
本学における競争的外部資金による研究の伸びはめざましいものが有ります。一方で大型研究資金は2年から3年の短期間型にシフトしており、研究環境の維持に注意が必要です。しかし、この1年間本学の教育資源や研究資源が可視化できるようになりました、教員の皆さんの更なる共有と連携をお願いします。
学長として私は2期目の就任時に皆さんに述べたことを粛々と実行したいと思います。感染症に強い大学になることについては「感染制御学」を標榜する教授選考を実施する予定です。一種感染症指定医療機関としての昨年の頑張りは崇高なものでした。京都府とも連携し新型コロナとの戦いを医学・医療の立場から強力に持続します。
河原町学舎を拠点とするキャンパス計画の主体は、建築後40年を経た附属病院の建て替え計画が先行します。昨年は基盤構想整備費が予算化され学内で12のWGが始動しています。今年は更に精度を高め、将来構想に直結するものと考えています。しかしこれらのbig projectを実行していくためには、大学運営の基本を自立し、自律できるものにしなければなりません。具体的には大学として法人化の推進と予算統制を強く希望してきました。自ら立つためには自ら律することが求められます。事務組織間の連携や委員会業務の整理、多様な収入源の確保等枚挙の暇がありません。前例主義や限定的な情報ソースを見直し、公立大学の雄として、大学令発布100年を迎え、来年の建学150周年に備えたいと思います。
最後に、本学構成員の皆様が、昨年1年間見せて頂いた「京都府民の健康と生命を守る」働きについて、もう一度ここで感謝の念を新たに致します。自粛に耐え、精勤された皆様があっての本学です。今年もよろしくお願い致します。今ほど行政、政治、経済が医療の動向と医学の進歩に夢と期待を寄せている時はありません。我々教職員は責務を果たし、肩を叩き合い、喜びを表したいと強く希望します。健康に留意し平常心を持ってこの1年をお過ごし下さい。
 
令和3年1月4日
京都府立医科大学 学長 竹中 洋
 

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