C.栄養各論

3.ミルク・食事

 

ミルク、食事について簡単にまとめる。

1)ミルクメモ23)(基準濃度100 ml中)

  
母乳牛乳プレミルク標準ミルク低体重児用ミルクフォローアップミルク脂肪吸収障害MCTミルク低脂肪ミルク糖質代謝障害乳酸不耐症
代表的な製品ほほえみSMA(LBW)ステップMCTミルクフォーミュラ低脂肪フォーミュララクトレス
基準濃度 (%)--171415.814141414
エネルギー kcal61〜695976708365685667
蛋白質 g1.3〜1.42.92.81.722.41.81.92
脂質 g3.1〜3.73.32.23.54.42.53.50.52.8
糖質 g6.5〜7.14.511.38.28.68.17.9118.5
灰分 g0.20.70.40.30.50.60.40.40.4
Na (mEq)0.72.21.48203231322521
K (mEq)1.1〜1.33.52.436974111937074
Cl (mEq)1.1〜1.22.91.72445273664645
Ca (mEq)1.4〜1.75.93.57538195656356
Mg (mEq)0.2〜0.31.00.655.679.56.95.65.9
Fe (mg)0.04〜0.150.101.870.840.81.10.80.90.9
P (mg)14〜169251294053533832
備考      脂質:MCT油 糖質:グルコース多溶性多糖類

特殊ミルクの詳細については特殊ミルク情報を参照されたい。

メモ23)水分量を制限する場合はプレミルク、経腸栄養剤などの投与を考慮する。

2)食事

(A)離乳食

月齢水分 (ml)kcal
15,6ヶ月(昼)200120
27,8ヶ月(昼、夕)400250
39,10ヶ月(昼、夕)500350
411,12ヶ月(朝、昼、夕)
カユ800550
ご飯550700

(B)小児食メモ2)

 年齢kcalタンパク質
A1〜3歳1,20045 g
B4〜6歳1,50060 g
C7〜8歳1,600〜1,80065〜70 g
D9歳以上1,800〜2,00070〜80 g

メモ24)食事はすべて摂取量を計測し、その約70〜80%を摂取水分量として概算する。

(C)ジュース類の成分表

  Na+
(mEq/L)
K+
(mEq/L)
Ca++
(mEq/L)
Mg++
(mEq/L)
Cl-
(mEq/L)
P
(mEq/L)
糖濃度
(%)
カロリー
(kcal/L)
浸透圧
(mOsm/L)
アップルジュース 0.4 26 3 0 0 4.5 11.9 480 700
オレンジジュース 0.2 49 0 0 0 0 10.4 444 654
コカコーラ 4.3 0.1 0 0 0 0 10.9 35 656
ポカリスエット 21 5 1 0.5 16.5 0 6.7 270 330
ポカリスエットステビア 21 5 1 0.5 16.5 0 2.6 111 190
牛乳 22 36 60 0 28 54 4.9 670 260

(D)MCT(medium chain triglyceride)オイル

・MCT製剤は高カロリーであり、水分制限の必要な場合にミルクに添加して用いられる。ミルク100mlに対し、オイル2mlを混ぜて用いる。

組成表(100g中)

   日清
ODO-L
マクトン
オイル
エネルギー 854 850
脂肪、MCT(g) 100 85
脂肪、LCT(g) 0 15
蛋白質(g) 0 0
糖(g) 0 0
灰分(g) 0 0
繊維(g) 0 0
水分(g) 0 0
Na(mg) 0 0
K(mg) 0 0
Ca(mg) 0 0
P(mg) 0 0

 


 

前項目
C.栄養各論−2.経腸栄養剤

栄養の管理・目次

次項目
第5章 消化器の管理−A.消化管