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京都府立医科大学
京都府立医科大学附属病院
後期卒後研修について

 2年間の研修ローテーターを終えますと、いよいよ待望の入局ですね。産婦人科入局や大学院進学を考えている方、また産婦人科に興味をもたれている方、随時案内をさせていただいております。産婦人科の素晴らしさについて語り合うとともに、前期専攻医研修、大学院での研究について懇切にお答えいたします。この機会に、ひとりでも多くの先生方に産婦人科業務に対するご理解、ご興味を深めて頂き、当医局で有意義な研鑽を積まれることを切望してやみません。案内をご希望の方は、事前に下記の連絡先にご一報くださると幸甚です。ご不明の点がある方は遠慮無く連絡ください。

産婦人科の専門医制度を目指した指導プログラムをとっています。


日本産科婦人科学会専門医制度


 平成23年度研修開始者より申請資格要件が厳しくなりました。大学以外の研修施設に厳格な基準が加わったことと、査読制を敷いている雑誌に筆頭著者として論文を発表しなければいけなくなったことが、その主な改訂点です。府立医大は症例が多彩であり数も豊富ですから、受験資格を得るために症例に苦労することはありません。また積極的に学会発表や論文執筆の指導を行っています。
1.専門医試験受験資格
3年以上(初期研修を含めて5年以上)の産婦人科専攻医研修期間内に以下の要件を満たすこと:
1) 6カ月以上の期間,大学病院もしくは常勤産婦人科専門医が4名以上いる施設で研修すること・その期間は,周産期,婦人科腫瘍,生殖内分泌,女性のヘルスケアの4つの領域のうち,少なくとも周産期医療を含む2つ以上の領域を研修していること.
2) 日本産科婦人科学会(日産婦)総会・学術講演会に1回以上出席していること(30点シール1枚以上).
3) 日産婦の10点以上のシールが発行される学会・研究会で筆頭者として1回以上発表していること.
4) 筆頭著者として論文1編以上発表していること.

適用開始時期
1)は平成23年4月からの研修開始者に適用
2)~4)は平成22年4月からの研修開始者に適用
2.研修指定病院指定要件1)過去5年間にその研修施設勤務者が主として当該施設で研究し,筆頭著者として論文を3編以上発表していること.(注1,2,3)
注1: 産婦人科関連の内容の論文で,原著・総説・症例報告のいずれでもよいが,査読制を敷いている雑誌であること.査読制が敷かれていれば商業誌も可.
注2: 移行措置として研修指定病院認定申請時あるいは更新時までの5年以内の論文が,平成23年申請・更新の場合:1編以上,平成24年申請・更新:2編以上,平成25年以降の申請・更新:3編以上とする.
注3: 筆頭著者の所属に当該施設名が記載されていること.

府立医大産婦人科学教室員の標準的なキャリアーパス

 当科では、入局後の勤務先を各人の興味、将来の目標や適性などを総合的に評価しつつ、相談しながら最も適切な教育プログラムを教室員それぞれに対してオーダーメイドで策定しています。したがって、何年目は出張といった画一的な規定はしていません。
 しかし、大学院は大学全体の方針でもあり、またリサーチマインドを持った伸びしろの多い医師を育成するためにも大変重要であると位置付けています。どの年次に進学するにせよ、皆さんに進学をお勧めしています。
 国内外への留学、勤務先の斡旋についてはスタッフ一同親身になって指導することをモットーにしており、教室員のキャリアアップのために全力を尽くしております。
連絡先
  京都府立医科大学産婦人科学教室
  TEL:075-251-5560
  担当講師:
 

日本産科婦人科学会専門医制度卒後研修目標
 この研修目標は卒後研修到達目標検討委員会で作成したもので、その内容としては専門医制度下で卒後5年間の産婦人科研修を行う際の目標として望まれる項目とレベルが示されている。 しかしながら、産婦人科臨床においては、この研修目標に示された項目のほかにも産婦人科医として必要なものがあり、また日進月歩のレベルを保持するためにも、専門医の資格取得後、本研修目標をこえてさらに生涯研修に努めることが望まれる。

日本産科婦人科学会専門医制度卒後研修目標 >>  


KPUM 卒後臨床研修センター
1.  本研修プログラムは、スーパーローテーションを修了した卒後2年以上の医師を対象とし、主として京都府立医科大学産婦人科における3年間の研修を通して、産婦人科医としてのの臨床的技能を修得するためのプログラムです。
2.  大学病院もしくは研修に協力していただく事になっている第一線の中核病院の産婦人科をローテートします。また、市中病院でシニアレジデントを2-3年間経験した医師も受け入れます。内容は診断・治療を十分に含めてトレーニングしますが、産婦人科手術の研修も3年間を通して行えるようにします。1年目で自分で帝王切開が執刀できるようにします。これは、産科医療の救急に充分対応するために必要不可欠です。
3.  なお、希望者はこの3年間中、最低3-6ヶ月は麻酔科、新生児科(主にNICU)の研修コースを選択することができます。いずれも産科医療には必要不可欠です。
 

研修医の皆さんへ(指導医の立場から)

京都府立医科大学産婦人科入局を考えている研修医の皆様へ

2011年をもちまして、当教室は127年を迎えます。大勢の先輩方による業績と、伝統に支えられてきた教室であります。今後、当教室を担ってくれる若い先生方の入局を心より望んでおります。

技術重視の昨今の医療研修に対して、当教室では技術の受動的な教授のみに終わらず、自ら考え、創造する力をもった医師となってもらいたいと考えております。研修中にも出来るだけ、産婦人科の特定領域にも興味をもっていただき、自ら調べ、研究することや、臨床症例の学会発表にも力を注いでいただきたいと思います。

研修の進路については、基本的に2年間大学の付属病院で主に産婦人科の技術の習得に励んでもらいます。3年目からは、技術の習得に主眼を置く方は大学の前期専攻医あるいは関連病院への出張に出てもらいます。専門分野の研究を望まれる方は、初年度からでも大学院生(前年度10月と1月に試験あり)として研究、臨床技術の習得を併行することが出来ます。

病院見学を希望される方、詳細を知りたい方や、教授、医局長に面談を希望される方は下記にご連絡下さい。

TEL:075-251-5560(秘書室)

E-mail:
研修医の皆さんへ(研修医の立場から)
京都府立医科大学産婦人科学教室
前期専攻医 松井鹿子

 私は大学病院で研修医の2年目に引き続き、入局し前期専攻医として府立医科大学附属病院に所属しています。本学附属病院では婦人科領域では悪性腫瘍から良性疾患まで幅広い症例が経験でき、手術は開腹だけでなく腹腔鏡もあります。手術はもちろんのこと、その後の術後管理、癌のターミナルケアなども行います。産科領域では、ハイリスクの妊婦さんが集まるため、切迫早産から様々な合併症妊娠・胎児奇形や多胎など幅広い症例を経験することができます。胎児エコーでの評価や経過の観察も、自分だけではわからない時に、すぐに経験豊富な上級医に相談しやすい環境です。帝王切開では第一助手を務め、秋以降は指導医の下、執刀する予定です。正常分娩の件数は決して多いとは言えませんが、ほどよく経験できると思います。(週に1回市中病院での外勤があり、そこではたくさんのお産を経験します)また、特に合併症妊娠例では他科の先生方と相談しながら治療を進めていく機会が多く、産婦人科以外の範囲の知識も必要となり、日々勉強することが増えていく毎日です。

 大学病院には重症例、まれな症例が集まり、日々の管理が難しいことも多く、経験の浅い私は涙が出そうになることも多いですが、すぐそばにいる上級医に相談して助けてもらい、丁寧に指導していただいています。カンファレンスなどで直接担当している先生以外からの意見や指導をいただける機会も多いです。

 産婦人科は寝る暇ないほど忙しい、という世間の評判とは違い、忙しい時とそうでない時のメリハリのきっぱりある特徴がある科だと、働き始めて2か月で実感しています。
 卒後臨床研修のプログラムの改訂で、産婦人科が必修でなくなってしまい、産婦人科を選択する研修医が減ってきています。産婦人科(特に産科)は特殊な科であるため、そこにいかなければ勉強しないことも多いです。でも、患者さんが女性であれば、その知識が生かされないはずはありません。たくさんの方が産婦人科を体験し、少しでも興味を持って見学に来ていただき、できれば産婦人科志望になり、入局という道を選んでいただけることを期待しています。



 
 
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