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知っておきたい
  看護休暇制度

●子どもの看護休暇● 「育児・介護休業法16条の2、16条の3」より

「子どもの看護休暇」は、小学校就学前の子どもを育てているパパ・ママ労働者が、子どもが

病気やけがの際に休暇を取得しやすくし、子育てをしながら働き続けることができるようにする
ための権利として位置づけられています。子どものけが、病気、予防接種、健康診断のために
利用でき、未就学児1人につき1年度内に5日、子どもが2人以上いる場合は10日が利用可
能です。共働きの夫婦で利用すれば、1人に付き10日、2人以上なら20日が利用できます。

「1年度において」の年度とは、事業主が特に定めをしない場合には、毎年4月1日から翌年3月31日となります。

•労働基準法第39条の規定による年次有給休暇とは別です。
•子どもの看護休暇は、介護休業と異なり、休暇が取得できる負傷や疾病の種類や程度に制限はないので、例えば風邪によ
る発熱など短期間で治癒する傷病であっても労働者が必要と考える場合には申出ができます。
•利用日を有給にすることまでは法律で定められていないので有給か無給かは各会社によります。
※以下の労働者は対象外です。
•(1)・その事業主に継続して雇用された期間が6カ月に満たない労働者・(2)・1週間の所定労働日数が2日以下の労働者

(問い合わせ先 都道府県労働局雇用均等室)

看護休暇制度とは

上司

同僚

感謝

 

 

発熱

上司

「看

回復

 

 

(長女

長男

利用できるものは、かしこく利用を!

 子どもが病気になった時に頼りとなるのが「小児科のかかりつけ医」です。
生後2か月からの予防接種開始を機会に、かかりつけ医を見つけ、子ども
のこともいろいろと分かっておいてもらえると、いざ、子どもが初めて熱
を出した時も安心。かかりつけ医の先生と信頼関係が築け、家族全体を見
渡してもらえ、なんでも相談できる関係ができると理想的ですね。

小児科のかかりつけ医を見つけましょう

 予防できる感染症は予防接種(=ワクチン)を受けて予防し、子ども達
を感染症から守ることが、とても重要です。小児科のかかりつけ医と相談し、
予防接種を受けましょう。詳細は下記ホームページへGO!

KNOW★VPD! ワクチンで防げる病気(VPD)を知って子どもたちの命を守る 
http://www.know-vpd.jp/

予防接種(ワクチン)を受けましょう

 入園後の最初の頃は、子どもはたびたび熱を出して保育園に行けなくなるこ
ともあるので、その時どうするかを家族で相談しておきましょう。

パパ・ママの勤務体制と協力体制

祖父母など身内のサポート

看護休暇制度のこと→P11参照

病児・病後児保育のこと→P4参照

その他のサービスの情報収集

子どもが熱を出した時の対応を、家族で相談しておきましょう

保育園入園前の準備

やれることは、できる限り早めに準備しましょう。

看護休暇制度を実際にとるために

①職場の制度(日数や申請、休暇中の賃金)について確認しておきましょう。
②職場の理解を求めておきましょう。

Step1

Step2

Step3

看護休暇

体験談