ブックタイトル京都府立医科大学 大学案内2019

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概要

京都府立医科大学 大学案内2019

現場で活躍する先輩達の声母校でのたくさんの経験を生かして頑張っています本学附属病院A7号病舎がん放射線療法看護認定看護師芦田理恵京都府立医科大学医療技術短期大学部看護学科平成11年卒業私は母校である京都府立医科大学医療技術短期大学部看護学科を平成11年に卒業しました。学生生活は学ぶことがたくさんあり実習など辛いこともありました。しかし、その中で出会うことのできた友人たちは本当に心の支えとなり、充実した3年間を過ごすことができました。本学附属病院に就職後、耳鼻咽喉科病棟での経験を期に放射線療法看護について学びたいと思い、「がん放射線療法看護認定看護師」の資格を取得しました。放射線療法は様々な有害事象が出現する辛い治療ですが、少しでも苦痛を和らげ最後まで予定された治療を完遂できるように、病棟のスタッフたちと患者さんのケアを考えていくことにやりがいを感じています。そんな看護の基本を母校ではたくさんの先生方や先輩たちから学ぶことができました。私は認定看護師として本学との人事交流で看護学科に講義に行く機会があり、初々しい学生の方たちを見ていると私も改めて看護師を目指していたころの気持ちを思い出すことができます。皆さんが本学に入学され、講義や実習でお会いできるのを楽しみにしています。今に繋がるかけがえのない4年間本学附属病院ICU小倉真緒京都府立医科大学医学部看護学科平成29年卒業平成29年3月に京都府立医科大学を卒業し、4月から附属病院で看護師として働いています。ICUという部署で働く中、まだまだ未熟ながらも、先輩方の支えをいただき、日々勉強に励みながら看護しています。本学で過ごした4年間は、私の人生にとっても大きな意味を持つものだと思います。もちろん、日々の講義・演習、実習は大変でした。しかし、これらを経て、自分の中でどんな看護師になりたいのか、しっかり考えられるようにもなりました。学生時代の中でも特に印象的だった実習では、患者さんのこれからを考え、自分が看護する立場としてどう関われば良いのか、たくさん悩みましたが、先生方のご指導や、ともに頑張るクラスメート達の支え、たくさんのロールモデルとなるような素敵な看護師の皆さんのおかげで乗り越えられました。病を抱える患者さんと病室で共に涙を流したこと、一緒に喜んだことなど、患者さんとの関わりは今でも心に強く残っています。素敵な看護観を持っておられる先生方からの教えは、今でも臨床の場で実感することがたくさんあります。また、看護師として働くにあたっての不安など、個別に相談にのっていただいたこともあり、とても居心地のよい学びの場でした。皆さんがこの大学で夢に向かって新しく踏み出され、ともに看護職者として歩んでいける日を楽しみに待っています。大学生活4年間の出会いが未来に繋がります本学附属病院C1号病舎石田菜月京都府立医科大学医学部看護学科平成30年卒業平成30年3月に京都府立医科大学を卒業し、4月から附属病院で看護師として働いています。C4病棟は循環器内科・心臓血管外科の病棟です。未熟ではありますが、多くの先輩方に支えていただき日々勉強に励みながら看護を学んでいます。大学3年生から始まる領域別看護学実習では、患者さんに満足していただける看護ケアを行うために1年生から学んできた看護の知識や技術を最大限に活かして取り組みました。実際に患者さんに援助させて頂くことで、それまで培ってきた知識が自分のためだけではなく、誰かのためになるのだということを強く実感できました。自分自身の不甲斐なさに落ち込む時もありましたが、どんな時も私たちを優しく見守り真摯に向き合ってくださる先生方や、ロールモデルとなる看護師の皆さん、そして看護学生の私たちを広い心で受け止め、「私達でたくさん学んで、いい看護師さんになってくださいね」と声をかけてくださる患者さんの存在に支えられながら、とても暖かい環境で充実した実習生活を送ることができました。また、本学では学園祭や部活動などさまざまな方面に一生懸命に取り組んでいます。大学生活の4年間は勉強だけではなく、たくさんの思い出と出会いの場でもあり、かけがえのない時間となりました。みなさんがこの大学で夢に向かって新しく踏み出され、ともに看護職者として歩んでいかれる日々を楽しみにお待ちしています。30