ブックタイトル京都府立医科大学 大学案内2017

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概要

京都府立医科大学 大学案内2017

カリキュラム概要Curriculum学びの街・京都の恵まれた環境に広がる、河原町、広小路、下鴨の3つのキャンパス。設立以来、脈々と受け継がれてきた教育理念をもとに、歴史と伝統に培われた独自の基礎・臨床医学の統合カリキュラムによって、新たな時代を拓く、医師及び医学研究者を育成しています。幅広い教養と専門医学教育の連携により、医療・研究分野の第一線で活躍する人材を育成京都府立医科大学では、療病院開設以来、一貫して、幅広い教養と専門に必要な基礎教育と医学教育との連携が重視されてきました。そこで現行のカリキュラムにおいては、教養教育の講義と実習が第1学年の間、下鴨キャンパスで行われ、第2学年から河原町キャンパスにおいて基礎医学教育が開始され、順次、社会医学、臨床医学の講義、実習が実施されていきます。京都府立医科大学の教育理念は、国際的にも通用する一流の医師・医学研究者を育てるということに尽きます。単なる医療を施す医師、研究者の育成ではなく、社会の指導者としての人材を輩出することが本学の使命であると考えています。自然科学系科目の実習については、クラス分けを行い、よりきめの細かい教育を実践しています。専門教育においては、従来の解剖学、生理学、内科学、外科学といった系統講義のほかに、総合講義制度を取り入れ、特定のテーマについて横断的な講義が用意されています。例えば、「遺伝子診断・治療」という科目では、内科、小児科、免疫学教室等、基礎と臨床の教員により総合的講義が行われ、教育効果をあげています。第4学年では、基礎医学分野の研究室において基礎研究を体験する研究配属プログラムでリサーチ・マインドを育み、また、臨床実習に進む前にCBT(Computer Based Testing)とOSCE(Objective Structured Clinical Examination)という共用試験があります。最先端の教育設備と研究機器を備え、三大学教養教育共同化ならではの特色あるプログラムを展開数多くの症例を学ぶため、臨床実習の場は学外関連病院や海外での実習留学へと広がりを1学年の定員が約100名であるという特徴を生かして、教育にはきめ細やかな配慮がなされています。第1学年では、早期体験実習として本学附属病院や研究室の見学を行い、医学・医療に対するモチベーションを高めるような医学準備教育に努めています。教養教育では、通常の講義形式で行われる一般教育科目や京都工芸繊維大学及び京都府立大学との三大学教養教育共同化科目を提供し、より幅広い教養を身に付けることができます。また、臨床実習については、従来43週間実施していましたが、平成26年度からの新カリキュラムでは72週間実施し、より実践的な教育を行い、プロフェッショナリズムを持った医療人の育成を目指します。実習は京都で最大規模を誇る附属病院で行いますが、大学の関係病院へも学外臨床実習の場として、高学年の学生を積極的に派遣しています。関係病院とは、大学と密接な関係にある総合的な病院で、実習を通して多くのプライマリ・ケア症例を学第1学年第2学年第3学年第4学年教養教育三大学教養教育科目専門教養(医学英語)基礎医学社会医学臨床医学(講義)研究配属共用試験(CBT/OSCE)05医学科School of Medicine