ブックタイトル京都府立医科大学 大学案内2017

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概要

京都府立医科大学 大学案内2017

メディカルセンターチーム医療を重視し、臓器別・疾患別に、診療科目の枠を越えたトータルな治療を実現単独診療科の診療領域を広げた、チーム医療を意識した臓器別・疾患別のメディカルセンターです。メディカルセンター化により、内科・外科の枠を越えて、診療科が連携したトータルな医療を提供します。リウマチセンター関節リウマチを代表とするリウマチ性疾患の治療は、生物学的製剤をはじめとする薬剤の進歩に伴い、急激な転換期を迎えており、総合的・集約的なアプローチが不可欠なものとして、社会的なニーズも高まりを見せています。当センターでは、整形外科と膠原病・リウマチ・アレルギー内科が連携することで、外科的な処置やリハビリテーション、内科的合併症についても迅速に対応しており、リウマチ患者さんに専門的な医療を提供しています。脳神経センター認知症、パーキンソン病、脳腫瘍、さらには緊急性を要する脳卒中などの脳血管病の治療にもリハビリテーションを含めて迅速に対応しています。今後の超高齢社会を見据え、神経内科と脳神経外科をはじめとする関係診療科が緊密に連携し、「急性期から慢性期」までをトータルにケアできる体制を確保しています。【センター化された診療科】階メディカルセンター診療科等4階小児医療センタ-3階2階1階循環器センター腎・尿路センターアレルギーセンターメンタルケアセンター女性センター消化器センター呼吸器センター脳神経センターリウマチセンター小児科小児循環器・腎臓科小児外科小児心臓血管外科循環器内科心臓血管外科腎臓内科泌尿器科前立腺腫瘍センター各診療科のアレルギー外来精神科・心療内科産婦人科消化器内科消化器外科呼吸器内科呼吸器外科放射線科神経内科脳神経外科整形外科・膠原病・リウマチ・アレルギー科のリウマチ外来外来診療棟3階外待合呼吸器センター当センターでは、肺癌、喘息、慢性閉塞性肺疾患、呼吸器感染症、間質性肺炎などの疾患を、呼吸器内科・呼吸器外科・放射線科など関係診療科が、連携性を高めてセンターとして治療しております。特に肺癌に対しては、診断から初期治療、そして再発時まで、手術療法・化学療法・放射線治療などを迅速かつ適切に行います。また、慢性呼吸不全の在宅酸素療法、睡眠時無呼吸の経鼻持続陽圧呼吸療法も実施しております。消化器センター消化器疾患は内科領域、外科領域のなかで最も患者数の多い部門であります。治療においては、内視鏡療法、化学療法、免疫療法等の治療を効果的に実施するため、内科、外科の領域を超えての協力・共同作業が重要であり、診察室を共有化して効率的に運用することはもちろん、関連する診療科の連携を密にし、より最適な医療の提供を行っています。女性センター女性と男性は生物的・社会的に異なる健康ニーズをもっています。女性と男性の社会的・文化的差異に着目した「ジェンダー医学」を推進し、女性の健康を生涯にわたるそれぞれのライフステージに対応した診療・治療を行います。メンタルケアセンターうつ病・ストレス関連障害や、高齢化に伴う認知症の増加などを背景に、メンタルケアの重要性が高まっています。精神神経科と心療内科から構成される当センターでは、広がりをみせる「こころの病気」に対して適切な医療を提供いたします。認知症についても、鑑別診断や精神症状の治療を中心に認知症疾患医療センターと連携して専門的医療を提供いたします。アレルギーセンター従来から、アレルギー疾患は臓器別に診察や治療を行っていましたが、アレルギーなどの原因は共通しており、症状は合併して出現することが多くあります。このため、アレルギー疾患の診断及び治療をセンターに一元化し、関係する診療科が連携して診察・治療に当たることにより、より適切な医療を提供しています。腎・尿路センターセンター内に、診察・検査・治療・患者指導の各部門を設け、腎・尿路ならびに前立腺をはじめとする男性生殖器に関連した疾患に対する医療を提供しています。疾患に応じて、複数の科で連携して診察を行い、円滑な外来診療を行います。急性疾患は、一回の受診で診断から治療に至るまで速やかな対応を行います。慢性疾患に対しては、栄養・生活指導などのアドバイスを含めた自己管理のサポートを行います。循環器センター循環器疾患患者には重症が多いため、心臓救急への対応機器をセンター内に設置するとともに、心エコーや心電図、ペースメーカーチェック(植込型除細動器・心臓再同期療法を含む)にも対応しています。また、心血管再生医療や経皮的心房中隔欠損閉鎖術などの高度先進医療にも取り組んでおり、循環器内科・心臓血管外科の緊密な連携のもと、患者さんに適切な医療を提供しています。40