ブックタイトル京都府立医科大学 大学案内2017

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概要

京都府立医科大学 大学案内2017

附属病院東側全景(鴨川より)病院正面玄関外来診療棟5階屋上緑化テラス外来診療棟2階外待合附属病院内1階ローソンのイートイン病院紹介「世界トップレベルの医療を地域へ」を理念の下、診療科が連携し、最先端で高度な医療を提供比叡山と大文字を背に、京都御所を前にして、鴨川に白い影を映す京都府立医科大学附属病院の威容は、京都のシンボルでもあります。附属病院は144年にわたる長い歴史の中で優秀な医師を輩出し、京都府内だけでなく広域にわたってその医療を支えてきました。現在、毎日約2,100人の外来患者さんが訪れ、最新の医療機器を備える病棟は許可病床数1,065床で運用しています。平成23年度には新しい外来診療棟がオープン。臓器別・疾病別のメディカルセンターを設置し、関連する診療科が連携した総合的な医療を提供しています。また、ゆったりとした待合スペースや個室化された診察室など、府民の総合的な健康管理の中枢センターとして、より一層最適な医療サービスが提供できる環境を整備しました。また、本院は都道府県がん診療連携拠点病院、小児がん拠点病院、肝疾患診療連携拠点病院、エイズ治療拠点病院、災害拠点病院などの指定を受けており、各分野で専門性の高い治療を行っています。特にがん診療に関しては、相談から診断、治療、緩和ケアまで含めた統合的がん診療のさらなる充実を図り、がん死亡率の減少、QOLの向上を目指すなど、小児から成人まで、幅広く対応できる拠点病院として府内のがん診療の連携拠点としても体制の強化を図っています。特定機能病院、病院機能評価認定(Ver.6)の本院は、一般の患者さんを診療するとともに、医学教育の中で大切な臨床実習の場でもあります。医学生はここで、患者さんとのふれあいの中で臨床医学の基礎を学び、さらに最先端の医学に接しながら、医師としての基本的な心構えを身に付けます。卒後臨床研修にも力を入れており、全国でも珍しい総合診療外来研修や、きめ細かな研修医セミナーなどを実施。平成23~25年、27 ? 28年に研修医マッチング率100%を達成するなど、医学生からの高い人気を得ています。病院のアメニティに関しては、外来診療棟等の整備が完了し、オープンカフェやコンビニエンスストア、レストラン、患者図書室が新たにオープンし、患者さんはもちろん、学生や教職員からも喜ばれています。39