ブックタイトル京都府立医科大学 大学案内2017

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概要

京都府立医科大学 大学案内2017

医学部医学科School of Medicine●カリキュラム概要教養教育、基礎医学、社会医学、臨床医学●卒業後について卒業前後の医学教育及び研修、卒業後の進路、医師国家試験結果●海外研修を受けた学生の声●在学生の声●卒業生の声医学科の目指す教育わが国の医学教育や国家試験制度などは大きな変革期にあります。現在、全国共通的なカリキュラムと各大学独自のカリキュラムの構築について、全国的に作業が進められており、本学でも、特色を活かした新たな統合医学教育カリキュラムがスタートしています。本学では平成26年度から新カリキュラムにより医学教育を実施しておりますが、入学後、平成26年度に開設された下鴨キャンパスで教養教育が行われ、第2学年から本格的に専門教育が河原町キャンパスで行われます。教養教育では、リベラルアーツと医学専門教育の準備教育科目とがあり、それらを幅広く学びます。医学は純然たる自然科学ではなく、人文科学、社会科学の要素を多分に含んでいます。人文科学、社会科学的な教養を身につけることは諸君が医師となった場合に「病人を診ずして病気を診る」のではなく、患者さんの悩みや痛みが解る心の醸成にとって大切なことです。入学後、医学について何を学んでほしいとか、基礎医学、社会医学、臨床医学などの概要について教養課程の総合講義の中で話を聴くことになります。また、早期体験学習と題して診療、研究の見学も行っています。専門課程では基礎医学、社会医学、臨床医学の講義、実習、演習など全て必須科目となっています。臨床実習では病室で患者さんを受け持ち、直接患者さんと接する教育が行われます。医学科の目指す教育の骨子は、将来どのような分野に進むにしろ自ら学び、心、技、体に優れた医師を育成すると共に、国際的視野で物事をとらえ、探求心旺盛で国際競争に打ち勝てる医師・医学研究者を、一人でも多く生み出せるよう教育を行うことにあると思います。諸君もそのような姿勢で努力し、勉学に取り組み、自己を磨いていただきたいと思います。03医学科School of Medicine