ブックタイトル京都府立医科大学 大学案内2017

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概要

京都府立医科大学 大学案内2017

母校でのたくさんの経験を生かして頑張っています私は母校である京都府立医科大学医療技術短期大学部看護学科を平成11年に卒業しました。学生生活は学ぶことがたくさんあり実習など辛いこともありました。しかし、その中で出会うことのできた友人たちは本当に心の支えとなり、充実した3年間を過ごすことができました。本学附属病院に就職後、耳鼻咽喉科病棟での経験を期に放射線療法看護について学びたいと思い、「がん放射線療法看護認定看護師」の資格を取得しました。放射線療法は様々な有害事象が出現する辛い治療ですが、少しでも苦痛を和らげ最後まで予定された治療を完遂できるように、病棟のスタッフたちと患者さんのケアを考えていくことにやりがいを感じています。そんな看護の基本を母校ではたくさんの先生方や先輩たちから学ぶことができました。私は認定看護師として本学との人事交流で看護学科に講義に行く機会があり、初々しい学生の方たちを見ていると私も改めて看護師を目指していたころの気持ちを思い出すことができます。皆さんが本学に入学され、講義や実習でお会いできるのを楽しみにしています。本学附属病院A7号病舎がん放射線療法看護認定看護師芦田理恵■京都府立医科大学医療技術短期大学部看護学科平成11年卒業「人として成長できた4年間」平成28年3月に京都府立医科大学を卒業し、4月から助産師として働いています。まだまだ分からないことも多いですが、先輩方にサポートしていただきながら日々勉強に励んでいます。大学で過ごした4年間は、沢山の講義や演習で忙しい毎日ではありましたが、非常に中身が濃く充実した時間でした。看護学を学び深めていくうちに、患者様の支えとなれる看護職になるため、自分自身が人としてどうあるべきかを考えさせられる機会も多くありました。特に、約1年間にわたる臨地実習では、実際の患者様に看護を行う中で、自分の力不足に悩むこともありました。しかし、患者様の笑顔や、「ありがとう」という言葉がとても嬉しく、相手を思い、気持ちを尽くすことの大切さを学ぶことができました。4年間を通して、知識や技術の修得はもちろんのこと、人としても大きく成長できたのではないかと感じます。そしてそれは、先生方や実習先のスタッフの方々に恵まれ、同じ志を持つ仲間と助け合い頑張ってこれたからこそ得られたものだと思います。大学生活での経験は、私にとって一生の財産となっています。この大学は、充実した学生生活を送ることができる素晴らしい環境が整っています。皆さんがこの大学で新しい一歩を踏み出され、同じ看護職独立行政法人国立病院機構西5病棟助産師大阪医療センターとして歩む日が来ることを楽しみに待っています。前田夢衣■平成28年卒業看護学科School of Nursing 26