ブックタイトル京都府立医科大学 大学案内2017

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概要

京都府立医科大学 大学案内2017

卒業生の声様々な経験を活かし、看護部長として頑張っています私が本学に入学したのは、前身である看護専門学校の定員が1学年100名となった頃です。学生時代は、大変優秀な先生方の下、専門知識など多くのことを学びました。中でも臨床の第一線で活躍しておられる先生方に教えていただけたことは、その後とても役に立ちました。また本学は、クラブ活動なども活発でとても充実した学生生活を送ることができたと思います。卒業後は、臨床以外にも母校での教鞭や京都府立与謝の海病院(現・本学附属北部医療センター)への出向などさまざまな部署に配属されました。高度な医療を受けられる患者様のケアや、後輩育成・看護管理などの経験を基に現在は、看護部長として豊かな人格と感受性を持った看護師を育成し、患者様に質の高い看護が提供できるよう看護部の職員と共に努力しています。また本院の看護部長として初めて副病院長を兼務することになり、病院経営など今まで以上に幅広い視野が必要になりましたが、今の私があるのは本学で学べたお陰ととても感謝しています。看護学科の臨地実習の多くは本院で行われます。皆さんが入学され、本院に実習に来られる日を楽しみにしています。本学附属病院副病院長・看護部長小城智圭子■京都府立医科大学附属看護専門学校昭和56年卒業現在は二つめの母校に勤務しています私は、前身のまた前身である京都府立医科大学附属看護学院の卒業生です。学生時代は学園紛争がようやく落ち着いたばかりで、入学式も卒業式もありませんでした。それでも卒業の日のささやかな茶話会では、これから看護師として働くのだと実感したものでした。卒業後は附属病院で8年間勤務した後、附属看護専門学校で看護教育に携わるようになりました。この間の卒業生が今では附属病院を支える重要なメンバーとなられて活躍されています。当時の看護教育は専門学校教育が主流でしたが、いずれ大学化されるので自分自身の研鑽が必要と考え、働きながら佛教大学を卒業し、看護系の大学院に進学しました。その後は、他大学の教員を経て、平成17年に母校府立医大に戻っていましたが、佛教大学の看護学科が平成24年4月に開設されるのを機に退職し、現在は佛教大学に勤務しています。学生時代の先生方の言葉で今も心に残るのが、「看護職は患者の医療を支える両輪の1つである」というものです。医師と協働して患者さんの立場で考え、患者さんの代弁者となれるようにと学生時代に教えられたことは、その後の教員生活でも大切な軸となっています。看護は、普通なら経験し得ない他の人々の人生をケアを通して知り、一緒に悩み、そして健康佛教大学保健医療技術学部看護学科教授京都府立医科大学附属看護学院中川雅子■昭和48年卒業を取り戻す喜びをともに体験できる魅力ある仕事です。自分自身を活かし、高めていける仕事として、成長される後輩が増えることを楽しみにしています。25看護学科School of Nursing