ブックタイトル京都府立医科大学 大学案内2017

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概要

京都府立医科大学 大学案内2017

保健師・助産師資格取得について看護師に加えて、保健師・助産師を目指す人は、地域看護学・助産学の選択科目を履修することができます。ただし、履修者は、3年次に上がる段階で、希望者の中から選考により決定します。(保健師20名以内、助産師10名程度)保健師コース地域看護学選択【保健師とは】保健師の働く場所は、都道府県や市町村といった行政機関、学校や産業等の種類があります。保健師は、地域で暮らす様々な年代や健康状態の人々を対象に、健康を守る役割を担っています。妊婦教室や乳幼児健康診査、高齢者の介護予防、障害者の保健指導、保健計画の策定など、その活動範囲はとても幅広くバラエティに富んでいます。【本学の保健師教育】本学の保健師養成課程は1951年に始まり、現在に至るまで京都府内を中心に多くの先輩を輩出しています。本学では、地域で暮らす個人・家族・集団を「看る」そして「動かす」ちからを大切に育てています。講義科目と現地実習を連動させた学習体系の中で、学生は保健師に求められる知識と実践能力を学びます。助産師コース助産学選択本学の助産師教育は1889年京都府医学校に附属産婆教習所が設置されてから127年の歴史があります。助産師を目指す学生は、2年後期に履修申請を行い、3年前期から選択履修します。講義では、医学的な安全性に加え快適さや、女性が本来持っている産み育てる「力」を最大限に発揮できる為の助産ケアを学びます。そして、一人の女性を妊娠中から、分娩そして産後1か月まで継続的に受け持つ実習、分娩介助を中心とした実習を行い、学びを深めます。少子化、産科医師不足といった現在の社会情勢から助産師には自立して妊娠、分娩、産褥までの一貫したケアを行う能力が求められています。そのニーズに応えるため、責任をもち安全で質の高いケアを提供できる助産師を育成するよう努めています。21看護学科School of Nursing