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【論文掲載】膠原病、特に強皮症にともなう末梢血管閉塞に対する細胞治療の効果を多施設共同研究で証明

膠原病、特に強皮症にともなう末梢血管閉塞に対する
細胞治療の効果を多施設共同研究で証明
 
 京都府立医科大学大学院医学研究科 循環器内科学 医師 庄司 圭佑ら研究グループは、膠原病、特に強皮症にともなう末梢血管閉塞による重症虚血肢(Critical Limb Ischemia; CLI)に対して自家骨髄単核球細胞移植が効果的であることを実証し、本研究成果に関する論文が科学雑誌『Circulation Journal』に2019年2月7日(木)付けで掲載されましたのでお知らせします。
 重症虚血肢は末梢循環不全による壊疽や四肢の切断に至る重症疾患であり、従来の薬物療法や外科手術等による血行再建術では、症状の改善や大切断回避には十分な治療とは言えませんでした。
 我々は以前より自家骨髄単核球細胞を用いた血管再生療法に着目し、下肢閉塞性動脈硬化症・バージャー病・膠原病関連の重症虚血肢に対する治療効果・検証を行った結果、本治療の長期的な安全性・有効性を2018年に報告しました。その中で特にバージャー病と膠原病関連の重症虚血肢においては80%以上の切断回避率でありました。そして今回は、膠原病にともなう病態に着目し,長期臨床成績調査のサブ解析を行い、膠原病の中でも強皮症という疾患群において本治療が切断回避に有効である可能性が示唆されました。
 引き続き臨床研究を進め、強皮症をはじめとする膠原病への有効性・安全性を示すことで、本治療がより多くの症例へ普及したいと考えています。
 
【論文名】
 Impact of therapeutic angiogenesis using autologous bone marrow-derived mononuclear cells  implantation in critical limb ischemia with scleroderma; Subanalysis of the long-term clinical outcomes survey.
 
【掲載雑誌】
 科学雑誌Circulation Journal[2019年2月7日(木)オンライン掲載]
 URL:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30726805
 
【研究グループ】
  京都府立医科大学大学院医学研究科 循環器内科学
   医師  庄司 圭佑
   助教  矢西 賢次
   教授  的場 聖明
  
報道発表資料はこちら

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