最先端のがん治療研究に向けて覚書締結

 22日、京都府・ローム株式会社・京都府立医科大学・福島SiC応用技研株式会社の4者は覚書を締結し、中性子線を使った最先端のがん治療機器(SiC-BNCT機器)の研究開発を行い、開発した機器と研究施設をロームが京都府に寄付することについて覚書を締結しました。BNCTは、ホウ素薬剤をがん細胞に取り込ませ、中性子とホウ素薬剤との反応を利用して正常な細胞にあまり損傷を与えず、がん細胞だけを破壊する治療法です。
 山田知事は、「最も進んだ世界最高のがん治療機器の研究に向けて歩み出した。府民にとっても希望の明かりとなる。」と話しました。
 また、吉川学長は「平成32年度中の臨床治験開始を目標に、スピード感を持って取り組んでいきたい」と話しました。
 府立医大では、現在、建設を進めている「永守記念最先端がん治療研究センター」での「陽子線治療」と今回の「中性子線治療」の二つの治療を一体的に行い、世界トップレベルのがん治療を提供できるよう取り組むこととしています。
 
 
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