【論文掲載】難病指定『肺高血圧症』の治療法開発に前進

難病指定『肺高血圧症』の治療法開発に前進
~肺高血圧症の新たな発症・進展機構の発見に関する研究論文の掲載~
 
 京都府立医科大学大学院医学研究科 循環器内科学 中西直彦、小形岳寛、上山知己ら研究グループは、肺動脈平滑筋細胞内のカベオラ関連タンパクMURC/Cavin-4が、難病指定の肺高血圧症の発症・進展に深く関わっていることを発見し、本研究に関する論文が平成28年8月22日(月)に科学雑誌『Nature Communications』に掲載されますのでお知らせします。
 肺高血圧症と診断される患者は年々増加傾向にあり、国内で難病指定を受けた肺動脈性肺高血圧症患者の数もここ15年で10倍に増加しています。肺高血圧症は、現在も発生機序が不明であり、根本的な治療法開発が求められています。今回の研究成果により、新しい肺高血圧症の発症・進展メカニズムが解明され、将来的な新規治療法の開発に大きく貢献することが期待されます。
 
【研究グループ】
京都府立医科大学大学院医学研究科 循環器内科学 助教   中西直彦
学内講師 小形岳寛
客員講師 上山知己
 
【論文名】
MURC deficiency in smooth muscle attenuates pulmonary hypertension
[日本語:血管平滑筋細胞におけるMURC/Cavin-4の欠損は肺高血圧を軽減する]
 
【掲出雑誌】
科学雑誌Nature Communications
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