水疱性角膜症に対する培養ヒト角膜内皮細胞移植を世界で初めて実施

本学は、水疱性角膜症に対する培養ヒト角膜内皮細胞移植を世界で初めて実施いたしました。
本学視覚機能再生外科学(木下茂教授、上野盛夫助教)、同志社大学生命医科学部(小泉範子教授、奥村直毅助教)、
滋賀医科大学動物生命科学研究センター(中村紳一朗准教授)を中心とした共同研究による成果です。
 
 本研究成果のポイント
 ○ 臨床応用を可能とする安定で安全な高品質ヒト角膜内皮細胞の培養法を創出し、
   水疱性角膜症モデル動物を用いた非臨床研究でPOC(概念実証)を獲得した。
 ○ 我が国の再生医療に関わる臨床研究のモデルとなるべく、ヒト幹細胞臨床研究に
   関する審査委員会の承認を得て、かつ再生医療の実現化ハイウェイの課題運営委員会等の
   意見を反映させて臨床研究を実施した。
 ○ 現在までに3 例の臨床研究を実施し、本細胞注入療法の安全性を確認するとともに、
   角膜の透明化や視力改善などの有効性を確認した。
   この体性幹細胞を用いた細胞注入療法は眼科領域のみならず培養細胞の注入移植により
   組織形成を実現した初めての成果である。
 
本研究は文部科学省「再生医療の実現化ハイウェイ」、厚生労働省「再生医療実用化研究事業」、
内閣府「最先端・次世代研究開発支援プログラム」の支援を受けて実施いたしました。
 

【記者発表資料】

 記者発表資料(3月12日)

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