概要

沿革

 京都府立医科大学は140年余りの歴史をもち、創立当初から京都府民の生命と健康を守るとともに、国際的に活躍する医療人の育成を目指してきた。看護教育は、明治22年に開始されてから120余年の歴史を持ち、京都府のみならず国内や国外に9,000人以上の卒業生を送り出してきた。看護教育は、近年の20年間に大きな変化を遂げた。平成5年(1993)に看護専門学校を改組して医療技術短期大学部を設置した。そして、同14年(2002)には医学部看護学科を開設し、科学的思考に基づいて、豊かな人間性と創造性を備えた全人的な看護を実践できる人材を育成することを目的としてきた。
 本学大学院教育課程では、平成19年(2007)に京都府内で最初の大学院保健看護研究科(修士課程)を設置した。また、平成23年(2011)にはがん看護専門看護師(がんCNS)コースを開設した。既に7名の修了生を輩出し、そのうち5名が「がん看護CNS」に認定され、臨床現場で専門看護師として活躍している。
 高度な専門性を持った看護師や医療関係者を育成するための教育指導者の養成と学術的研究の充実を図るために、平成26年度より保健看護研究科を保健看護学研究科(修士課程)に名称変更した。
 

教育目的

 保健看護学研究科では、高齢化や京都府北部の医療問題や高度医療の享受のために、高度な看護実践能力と管理能力、社会に求められる保健看護学における研究の探究を特色とする。本研究科の教育・研究は、現代の多様な保健・医療のニーズに対応し、複雑化する疾病の予防と地域住民の健康増進に寄与することを目的としている。
 本課程では以下の能力を有した、社会に貢献できる人材を育成する。

 

1.     高度な専門的知識と技術に裏づけられた看護実践能力を身につけ、保健看護学の発展に貢献する意欲のある人

2.     豊かな人間性を備え、生命の尊厳を守る高い倫理観を持つ人

3.     自らの研究成果を国内外に発信しようとする人

4.     不断の自己研鑽ができる人

 

教育課程の概要

教育課程

 共通科目と専門科目から編成され、共通科目には専門科目を支える科目を配置している。専門科目には、保健看護学教育・研究者や、高度看護実践指導者(がん専門看護師を含む)となるための科目を設定し、学生がそれぞれの希望進路に合わせて選択できるように配慮した。

 

履修方法(CNSコース以外)

 学生は自らの目標が達成できるように、指導教員の助言を受けて履修計画を立て、以下のように30単位以上を修得しなければならない。
  1. 共通科目は、必修科目3科目及び選択科目1科目以上を履修し、計8単位以上修得する。 
  2. 専門科目は、二つの領域(「健康増進と看護支援領域」並びに「健康回復と看護支援領域」)から計12単位以上を修得するが、その内、専攻する領域から6単位以上を履修しなければならない。また、特別研究・演習・実習で計10単位以上を修得する。 
 

履修方法(CNSコース)

 学生は自らの目標が達成に向けて、指導教員の助言を受けて履修計画を立て、以下のように単位を修得する。
本学のがん看護専門看護師コースは、26単位課程として日本看護系大学協議会の認定を受けている。また、38単位課程に相当する内容を修得できるようにするための科目を配置しており、学生は、希望する課程に応じ、教育課程表の科目区分に応じた必要単位を修得する。

研究指導究指導は、各自の研究指導教員による指導を主とするが、研究内容によっては複数の教員による研究指導体制をとる。


修了要件(CNSコース以外)

(1) 修了年限
 修業年限は2年とする。但し、在学期間は4年を超えることができない。 
(2) 修了要件 
 修了要件は、共通科目8単位以上、専門科目22単位以上を履修し、計30単位以上を修得し、必要な研究指導を受けた上、修士論文係る審査及び試験に合格することが必要である。

(3)   長期履修制度
本学大学院における社会人の受け入れを進めるための条件整備の一環として長期履修制度を採用。


 

修了要件(CNSコース)

(1)修了年限
 修業年限は2年とする。但し、在学期間は4年を超えることができない。
(2)修了要件
 教育課程表の科目区分に応じた必要単位を修得する他、大学院必修科目を修得し、必要な研究指導を受けた上、特定の課題についての研究の成果の審査及び試験に合格することが必要である。
 

学位の授与

 本研究科の課程を修了した者に与える学位は、 保健看護学専攻 修士(保健看護学) 
Graduate School of Nursing for Health Care Science, Master of Nursing for Health Care Science
である。 
 
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