テキストサイズ

  • テキストサイズ 中
  • テキストサイズ 大

JP

検索

EN

Menu

閉じる

平成30年度 年頭挨拶

 新年あけましておめでとうございます。お健やかに新年を迎えられたことと存じます。今年は穏やかな三ヶ日と思っていましたが、昨夜には熊本で地震がありました。幸い被害は少ないようですが、今年は大きな災害がないことを願っています。
 
 本日、西脇京都府知事の年頭のご挨拶をうかがってまいりましたが、この少子超高齢化の多難な時代を乗り切るためには、1に現場主義、2に前例にとらわれない考え、そして意見を出し合う協調について指摘されていました。
 
 さて、2019年、京都府立医科大学の一年はどうでしょうか?                       大学では、医学教育の改革が本格的に動き出します。次の医学科の分野別評価は2022年後半ですが、それまでに、前回指摘された改善項目を正さなければなりません。新しいカリキュラムや体制でスタートするには今年の入学生から対応することになります。具体的には臨床実習評価の可視化やPOST-CCIIオスキーを具体的に動かさなければなりません。
 また、看護学科では、博士課程後期が2年目を迎えます。後継者育成が大きな使命です。モデル・コア・カリキュラムの導入は、医学科同様、分野別評価の開始を意味しています。 
 このように、学部教育については待ったなしの状況が続くと思います。その中で明るい兆しは、学生部長等のご努力で学生が積極的に教育について発言をしてくれる流れが出てきたことです。また、教員を教育センターに4月から配置することができるようになります。皆様方の多大なご尽力によって、教育センターの実質化が実現することを願っています。
 
 研究については、昨年本当に多くの業績を上げていただき、ありがとうございました。今年は臨床研究中核病院の申請が大きな課題です。附属病院だけでなく、大学を上げて取り組むべき事業であり、持てるすべての力を使って、研究のさらなる充実に努めていただければと考えております。
 
 附属病院での診療については、病院長をはじめ各部門で大変頑張っていただいています。この一年間、多くの部門の方と、業務の在り方について話し合いをいたしました。医師・教員を含む医療者の働き方改革は、我が国医療界最大の課題であり、これを避けて新しい病院を作っていくことはできないと考えています。病院長と力を合わせて正面から取り組む覚悟です。
 
 附属病院の老朽化については、現場でのご不便、患者さんのアメニティの問題、手術待ちの状況など、我々も十分承知しておりますし、法人本部あるいは京都府にも伝わっていると思っており、将来の病院改修・建替につながるものと考えています。働き方改革を含めて病院の現状を見つめ直し、十年後、二十年後の病院をどうすべきか、みなさんの御意見をお聞きしながらあるべき姿を検討するいい機会としてとらえたいと考えます。
 
 昨年は「百尺の竿頭一歩進む」で締めくくりました。本年は、「松に古今の色なし、竹に上下の節あり」を紹介したいと思います。松はまさに常緑で若松も老い松も同じ葉の色をしています。竹には上下に節がありますが、区別があっても、竹に変わりはありません。
 持ち場の違いはありますが、全構成員が大学や病院を良くしていきたいという意識を一致させて、京都府立医科大学人として歩んでいただきたいと祈念しております。
 よろしくお願いいたします。
 
 
平成31年1月4日
 
京都府立医科大学 学長 竹 中  洋

〒602-8566. 京都市上京区河原町通広小路上る梶井町465

お問い合わせ先
TEL:075-251-5111
FAX:075-251-7093